
就職してサラリーマンを経験していると、色んな悩みや不満、問題に直面するようになってきます。
時間の問題、人間関係の悩み、そして待遇の不満。
特に5年を過ぎたあたりから実力のある男性ならよく考えることで、「働いても働いても給料が上がらない、今の会社に不満がある…。」と思うようになることは自然のことです。
営業成績もよい、部下からの信頼もある。
でも給料は据え置き、もしくは寸志程度…。
これでは会社に残るモチベーションも下がってきてしまうでしょう。
もしかしたらそれがきっかけで「起業」という道を意識するようになってくるかもしれません。
でも、起業は初めてだし、誰かに相談しないと不安で仕方がない、コンサルタントと呼ばれている人に相談した方がいいのかな…?
コンサルの人に相談すれば、起業したらうまくいくに違いない!でも何か怪しいイメージがあるな、、、相談しづらいな…。
そう思うようになるかもしれません。
でも成功したい。
…ですが、「コンサルタントに相談しないこと」が成功への近道となることはあまり知られていません。
今回の記事では、コンサルタントに相談したいけれど、「起業すればうまくいく自信があるが、失敗は絶対にしたくない。」「コンサルタントに相談したいが、プライドが許さない」と考えている方に向けて、僕自身が以前コンサルタントとして活動してきた経験も含めて、「コンサルタントに頼むと失敗する3つの理由」をシェアしようと思います。
Contents
相談はお金、時間、労力のムダ
たいていのコンサルがやることと言えば、あなたに質問を投げかけ、あなたのビジネスの可能性を引き出そうとすることです。
あなたについてよく知っていないと、何をどうやってもいいかわかりません。
だからこそ数々の質問を投げかけ、「まずはあなた自身を知る、あなたのやろうとしているビジネスを知る」ということからスタートします。
ですが、たいていの場合はそれらの質問に答えられる人はいません。
質問の例:
・なぜあなたはこのビジネスをやろうとしていますか?・その商品(サービス)が欲しい、必要としている見込み客はどんな人ますか?
・実際の購入者の声はありますか?
・市場調査はやっていますか?
・競合はどれくらいいるかご存じですか?
・販売しようとしている商品で、あなたはどれ位のことを知っていますか?(過去の経験値は?)
・etc…
※スムーズに答えられましたか?
その他にも数々の質問はありますが、もし今あなたが最低限上記の質問に答えられないのであれば、相談する前に自問自答することから始めないと、門前払いされるのが関の山です。
このような質問は、本を読めばいくらでも出てきます。
本を読んでその本に書かれていることを埋めていくだけでも、今自分がいる場所、今後やるべきことが明確になってきます。
本に書かれていることなので、家でもできるし、カフェでもできます。
やろうと思えばお風呂に入っている時でも、明確にすることは可能です。
アポをとったり、そのための交通費を使ったり、気をつかったり…。
面倒ですよ。
自問自答で解決できるものなので、相談すること自体、余計な出費や時間、労力がかかるだけなのでオススメしません。
行動するのはあなた自身
相談をクリアすれば、アドバイスをもらえることもあります。
仮に、コンサルがあなたにどんなにいいアドバイスを行ったとしても、行動するのはあなた自身です。
コンサルタントがあなたの代わりに行動してくれるわけではありません。
あなたの代わりに結果を出してくれるわけではありません。
これは僕自身の経験則ですが、アドバイスをもらって実際に行動する人はわずか数%(1〜5%)のみの方です。
以前、数百人レベルに、「集客サイトの作り方」を教えてきましたが、実行したのはわずか数%でした。
「アドバイスの内容が悪い?」そう思うかもしれませんが、実際に僕が教えてきた内容を、そのまま僕自身が実行してビジネスを立ち上げ、そのビジネスで年間数億円の売上を上げている方法です。
「その人にあってなかったのでは?」「教え方が悪い!」と言われればそれまでですが、「教え方が悪いから行動しない」という言い訳は、残念ながらビジネスでは通用しません。
出来ない言い訳を並べれば、いくらでも並べ立てられます。
ですが、その先に望む理想の人生はないでしょう。
コンサルタントからどんなに良いアドバイス、スゴイ情報をもらったとしても、行動するのはあなた自身です。
あなたが実行、行動しなければ意味がありません。
行動できない理由は色々とあるみたいです(忙しい、難しい、教え方が悪い、やる気がない…)が、行動しなければどんなに良いコンサルに出会ったとしても、結果がでないのは当たり前です。
これはあなた自身の問題なんですね。
失敗する3つの理由
自問自答すれば答えは出る、あなたが行動すれば結果が出る。
これら以上にコンサルタントに相談すると失敗する3つの理由を紹介していきます。
コンサルは誰でもなれるから
コンサルになるために資格は必要ありません。
中小企業診断士とか、MBAという「それらしい資格」はありますが、コンサルタントになるためには資格は必要ありません。
資格どころか設備も、一人で開業するなら人手もいらないんです。
実績もなければ、経験がなくてもできます。
初期投資がほとんどかかりません。0円でスタートできます。
リスクフリーで、うまくいけば人に尊敬されるようになります。
「私はコンサルタントです」と言えばそれで(肩書き上は)立派なコンサルタントになれます。
初期投資がかからないし、資格もいらない。
しかも、相手の相談に乗るだけでお金を稼ぐことができる。
これだけ聞くと、「理想のビジネスモデル」だと考える人が非常に多いです。
コンサルタントには誰でもなれる職業です。
「おいしい理想のビジネスモデル」ですから、誰でもやりたがります。
誰でもやりたがるし、誰でもなれるからこそ、石を投げればコツンと自称コンサルタントにぶつかります。
そのため、「起業 コンサルタント」で調べてみれば、1〜2ページの間にたっぷりとコンサルタントになる方法が書いています。
メリットがズラリと並んでいますし、稼げるコンサルタントになる具体的な方法まで書かれています。
起業したいあなたからお金を巻き上げるためのセミナーは全国でたくさん開催されています。
あなたがその辺にいる自称コンサルタントに相談するということは、そういった「おいしい餌にぶらさがっている人(コンサルタント)」の餌食になっている可能性も否定できないです。
「経営のプロ」ではないから
優秀なコンサルタントだったら、自分でビジネスをやれば成功するに違いない!そう思っている方が多数いらっしゃるようですが、現実は違います。
コンサルタントが起業したからといって、うまくいくわけではありません。
MBA(経営学修士)や中小企業診断士の資格を持っているからといって、自分でビジネスをして成功するわけでもありません。
紙に書いてある知識、情報、データと、現実社会で起こることは全くことなることが多いからです。
特に生粋の経営コンサルタントとなればなるほど、資料を大切にします。
クライアントにわかりやすく、情報をまとめるためにはもちろん資料は大切です。
ですが、いくら紙面上で理路整然とビジネスモデルのことをびっしり書いていたとしても、それは机上の空論であって、まだ事実として起こっているわけではありません。
・統計データを元に市場調査を行うと、見込み客が●●人いる
・過去の統計を見ても、こういった企業は成功している
・アプローチ方法はこうやれば、●%は集まるだろう確かにこういった「基本データ」は必要かもしれませんが、どんなにパワーポイントや、PDFで綺麗にまとめてあったとしても、実際にそれが通用するかどうかは、やってみないとわかりません。
本を読んで喧嘩の方法を覚えた、ガリ勉タイプと全く同じです。
実際に喧嘩で役に立つのは「目潰し」だったり、「金的」だったりします。
でもそういった本当に役に立つ方法は、本には書けないですし、実際に喧嘩をしてみないとわからないものです。
だから、紙に書いてあることと想定外のことがおこると、自称コンサルは途端にあたふたし始めるわけです。
「こういうはずじゃなかった、これは市場がどうのこうの…ゴニャゴニャ…。」といって言い訳をし始めます。
これが現実なんです。
僕の後輩で、MBAの資格を持ち、数々のクライアントを持っている経営コンサルタントの例を紹介します。
富裕層相手にシステムを開発し売ろうとした友人の話(実話)
彼はいくつものクライアントを持ち、非常に優秀なコンサルタント。
1社あたり、最低30万円/月のコンサルフィーをもらっている売れっ子コンサルタント。そんな彼がある日相談してきた。
彼:システムを開発し売ろうと思う。
プログラマさんにこちらが意図しているシステムを開発してもらいたいから、設計図を作りたいんだ。
誰か紹介してくれないか?僕:どんなシステムを作りたいのか教えてくれないか?
そこでランチをすることになった。
彼:こういうシステムを作ろうと思うんだ。
どうやったらシステムの開発者に、わかりやすい設計図を渡せると思う?得意気にノートパソコンを出し、パワポの資料を見せる。
僕:…
結果だけ言うと、システムを作る段階ではない。
だから設計図を書けないんだと思う。確かにこのシステムが売れるようになれば、まるで収益不動産のようにお金が舞い込んでくる。
だけど、まずは今の商品を一人でもいいから売ってみたら?
そこで出てきた問題をクリアするためにシステムがあるし、そもそも問題を解決するシステムじゃないと売れないよ。
というアドバイスをしておいた1ヶ月後、彼とまた話す機会があった。
僕:あのシステムの件どうなった?
彼:あー、あれね…。
結局開発したんだけど、重大なことに気がついたよ…。
「あのシステムは全く使えない」ってね。開発費として100万円近い授業代を払ってしまったよ…。
僕:だから辞めておけって言ったじゃないか…。
彼:そう思ったんだけど、やっぱり人って経験しないとね…ハハハ…。
どうやら集客は成功したが、ビジネスモデル自体に欠点があり、開発したシステムが全く使えないということだった。
時間を書けて寝る時間を削ってまで作成したパワポの資料は、全て無駄になってしまっていました。
※もちろん全てが悪かったわけではないので、今やり直している最中です。
このようにMBAを持っていて、超売れっ子コンサルタントでも失敗するケースはよくあります。
見た目はどんなに素晴らしい、カッコいいコンサルタントでも経営のプロではありません。
みんな同じように失敗もします。
ですが、少なからずこういった経営の経験だったり、失敗の経験はコンサルする上で非常に重要な要素となります。
あなたは、経営もしたことがないような経営素人コンサルタントに、起業や経営について相談したいですか?
あなたと同じような状態、ゼロから自身の会社を作り、経営し、軌道に載せているコンサルタントならまだしも、自分自身で会社を経営したこともない、ビジネスをやったことがないようなコンサルタントに相談するのは、「理想のビジネスモデル」にぶら下がっている人の餌食になっているとしか考えられません。
あなた自身がよくわかっていないから
失敗してしまう一番の原因はここにあります。
誰でも一番初めは「起業」は初めてのことです。
あなたと同じで、みんな右も左もわからない状態からのスタートです。
会社でサラリーマンをしていた時と違い、誰もその答えを教えてくれません。
自分自身で探さないといけないわけです。
誰かに答えを求めようとしても誰も教えてくれないですし、答えは自分自身で見つけなければいけません。
全ては自分の中にあるといっても、過言ではないのです。
普段から自分で答えを探す訓練をしていれば別ですが、残念ながらそんな優秀な人はあまりいません。
大抵の場合は、外に答えがあると思っていますし、外からのアドバイスを受けようとします。
もちろんそれら全てが悪いとは言いません。
ですが、全ての答えを外に求めていても、本質的な問題解決にはならないのです。
そういった方がコンサルに相談しても同じです。
・どうやったら起業して成功しますか?
・どうやったら今のビジネスで利益が出るようになりますか?
・営業がうまくいかないんです、どうしてでしょうか?
・儲かるビジネスプランを立てないのですが…
そんな質問に対して、正しい答えなんてあるわけないんです。
コンサルも神様じゃないから、答えがわかるわけなんてないですよね。
※わかっていたら、先にやって成功させているでしょう。
このような質問が出る、ということはあなた自身があなたのことをよくわかっていない、もしくは起業ということ、ビジネスということの本質を理解していない可能性があります。
では、どうやってこれから起業する人が、コンサルタントに相談しなくてもビジネスで結果が出せるようになるのか?
まずは、以下のアクションを実践したり注意すれば、その辺にいるなんちゃってコンサルタントに依頼するより確実に結果は出ます。
僕自身が相談された時、こういう人はうまくいった、ビジネスも軌道に乗せているという経験則を元に紹介していきます。
結果を出すためにやるべき4つのアクションプラン
マーケティングは自分でやれ
マーケティング、とくに市場調査は自分でやりましょう。
マーケティングのやり方は本に書いてあるからまず読むことです。
マーケティング関連の本を10冊程度読み込んで、重要なことをインデックスカードに書き込み、毎日読み続けてみてください。
そして、書いたことを意識し続け、実践し続けてみてください。
大抵のコンサルが言っていることもその内容をなぞって言っているだけなので、その勉強、実践を3ヶ月程度続ければ、そこそこの知識レベルになってきます。
相談しなくても良いレベルになるでしょう、特に、個人事業主としてのスタートの場合は、コンサルに相談しなければならないほどのレベルではありませんので、まずはやってみてください。
【必読】初心者が絶対に抑えておくべきマーケティングの本8+1選では、実践レベルですぐに使えるマーケティング本を紹介していますで、合わせてお読みください。
書くより動け
「会社を経営するためには、まずは事業計画書」なんて思っていませんか?
時間のムダなので今すぐ辞めましょう。
個人事業でやる時に事業計画書なんて必要ありません。
※僕も実際補助金申請以外で書いたことがないです。
数字なんていくらでも操ることができるし、そもそもやったこともないのにイメージできるわけなんてないんです。
時代も動くし、周りがアドバイスしているとおりになるほど、簡単ではありません。
数字通りに動いているのであれば、世の中の本は全く売れなくなるようになりますよね。
最低限の大まかな計画は必要ですが、計画はあくまで計画。
机上の空論にしか過ぎません。
全ては行動から生まれた結果で、今後のやるべきことも決まってきます。
机上の空論ばかり並べてみても、「できの良い事業計画書のゴミ」が溜まるだけです。
まずはアイデアを形にするために、1つでもいいから売ってみましょう。
商品やサービスがなくてもいいです。
みんな何を欲しがっているのか?どんなモノを必要としているのか?
そこが一番大事なのです。
商品、サービスがなくても売る。
売った後にどうやって商品化すればいいか考える。
初めはそういったスタートでもいいのではないでしょうか?
お尻に火がついた状態(売ってしまった)なので、急いで商品化するに違いありません。
また、
・売ってみてお客様がどういう反応をするのか?
・改善点はないのか?
・どうやったらもっと売れやすくなるのか?
そうやって考えていれば自然と事業なんてうまくいきます。
もしそれでリスクがあるから怖い…、と感じるのであれば、まずは週末起業からでもいいですよね。
週末起業の方法、ネタの探し方を【週末起業から脱サラ!】アイデア一覧と5つの行動ステップで詳しく紹介しているので、合わせて読んでみてください。
考え方・スキルを磨け
一番重要なことを書きます。
「起業をする、ビジネスを行う、会社を経営する」全てにおいて一番重要なことは「考え方」「スキル」です。
手法やテクニック、ノウハウも重要なこともありますが、それよりも考え方の方が重要です。
【必読】起業後成功確率を10%高めるために必要なもの3選でも書きましたが、手法、テクニックには限界があります。
そして、どんなに素晴らしいアイデア、手法、テクニックがあったとしても、使い手の考え方が腐っていれば、それらも全て腐っていきます。
箱いっぱいに入っているみかんで、1つのみかんが腐れば周りも同調するかのように腐っていくことと、なんらかわりはありません。
ただ、勘違いしてほしくないのは、考え方だけでどうにかなるわけではない、ということです。
相応のスキルも重要になってきます。
スキル(skill)とは技術のことで、スキルがなければどんなに素晴らしい考え方を持っていたとしても、アイデアを形にできないし、形にすることにお金も時間もかかります。
優秀なスキルさえ持っていれば、アイデアを形にしやすいし、お金も必要ありません。
あなたがもし、今誇れるようなスキルを持っていないのであれば、オススメのスキルを紹介します。
コピーライティング、マーケティング、サイト作成、広告運営。
最低限、この4つのスキルでビジネスを身に付ければ、即現金化できるスキルであり、経営者として活動する時に必ず役に立つスキルです。
ぜひ習得しておきましょう。
なぜそれらのスキルが必要で、かつ重要なものなのか?
理由はITで起業したい人が身に付けておきたいスキルと不必要なスキルで紹介しているので、参考にしてみてください。
メンター(師)を持て
正直に話しますが、僕にはこれができていませんでした。
だからある程度の結果を出すために時間がかかりました。
だからこそ言えることがあります。
メンター(師)を持ち、メンターの指導をしっかり受けることをオススメします。
コンサルタントとメンターは違う
メンターとは、あなたの成功を心から応援し、叱咤激励をしてくれる人です。
自分の事業でしっかりと収入は確保している人で、あなたのことを応援することが「収入目的」ではありません。
だから、良きメンターに出逢えば、あなたが成功するのも簡単です、ただし、2つ問題があります。
良きメンターに出会う確率は非常に少ない、タイミングがあるという点です。
優れたメンターほど、簡単には引き受けてくれません。
優れたメンターほど忙しいです。あなたを相手にしているほど暇ではないんです。
余計な時間をさくことを極端に嫌います。
わけのわからない人物を相手するより、気の合う仲間と一緒にいた方がはるかに楽しいでしょう。
※あなたも同じ立場だったらそう思いますよね。
メンターになってください、とお願いしてもなってくれません。
メンターとはそういうものです。
だから、良きメンターに出会う確率は極端に少ないのです。
そしてメンターに頼むにもタイミングがあります。
タイミングを間違ってしまうと、せっかく良きメンターに出会っても引き受けてくれない可能性があります。
人間の心理とは不思議なもので、自己犠牲と自己実現をジグザグな動きをしています。
・自己犠牲の状態では、自分のことよりも周りの人のことを考える段階
・自己実現の状態では、周りの人のことよりも自分のことだけを考える段階
世の中の成功者もそういう心理状態をジグザグ動いているんですよね。
メンターも一緒で、自己犠牲の心理状態で頼めば引き受けてくれますが、自己実現の状態では絶対に引き受けてくれません。
ウォーレン・バフェットさんのメンター「ベンジャミン・グレアムさん」も、初めはそうでした。
バフェットさんがグレアムさんの会社に「給料はいりません、タダで働かせてください」とお願いしたにも関わらず、グレアムさんは一度断っています。
※断る理由は諸説あるようですが…。
だからこそ、良きメンターに出逢ったら絶対にチャンスを逃してはいけません。
最初は自分でなんとかなるよ
「起業したいあなたがコンサルタントに頼むと失敗する3つの理由」いかがだったでしょうか?
僕自信以前コンサルタントとして活動してきたこともあります。
そして今は法人を作り事業をやっています。
以前、今のビジネスで補助金申請をしようと、商工会議所に相談にいきました。
そこには中小企業診断士の資格を持っている経営コンサルタントがいましたが、「資料の書き方」は参考になったものの、事業の話となると全くもってお話にならないレベルでした。
顧客獲得単価、成約率の概念すら知らないお粗末な方だったのを記憶しています。
コンサルタントに相談して役に立つ時は、「資料の書き方」くらいです。
それよりも1人でも見込み客を集め、1円でもいいから商品を売ってみてください。
あなたがこれから起業しようとしているのであれば、コンサルタントに相談することではなく、1つでもいいから身近な人に商品を売り、フィードバックをもらい、改善をする。
ビジネスはその繰り返しに過ぎません。
だからこそ、最初は自分でなんとかなります。
どうしても一人では不安だし、心の支えにもなってほしい…。
と思っている方は、コンサルタントに相談するのは絶対にダメというわけではありませんので、一度相談するのもいいかもしれません。
中には優秀なコンサルタントもいます。
優秀な方は「自分で何かをやること」でも成功しているし、何より「何かを伝えたい、人を成功させたい」と考えています。
そういうコンサルタントに巡り会えたら最高だと僕は思います。
はじめまして。接骨院を3つを経営しています。最近行き詰まっていて、御社のHpを拝見しました。