最近知り合いから、「エネマの社長が捕まったって聞いたけど、コーヒーエネマをやっているあなたは大丈夫?」と言われました。
僕はコーヒーエネマをほぼ毎日
実践していることを友人知人に言いまわっているので心配して言ってくれたみたいです。
※腸をきれいにするでも書いてます。
この話を聞いて、やっぱりメディアの力って怖いなと感じてしまいます。
Contents
メディアが流す情報は精査する
こういう話を聞いてまず感じるのが、メディアが流す情報を鵜呑みにするのは危険
だということです。
メディアが流す情報はしっかり自分で精査してほしいのです。
例えば今回流れたニュースでは、
警視庁によると、吉沢容疑者らは、去年8月、医薬品の承認を受けていないコーヒー浣腸
「カフェコロン」のセットをダイエットや便秘に効くと宣伝し、無許可で販売した疑いがもたれている。利用者の女性が自力で排便ができなくなったり、下痢が止まらなくなったりするなどの健康被害が確認されているという。
吉沢容疑者は調べに対し、容疑を認めていて、カフェコロンのセットを約4年半で15億円以上売り上げていたという。
いかにもセンセーショナルな内容です。
僕はいつもこういった情報が流れると盲目的に信じないで、センテンスで分けながら精査するようにしています。
そうするとニュースが情報を流す目的
が見えてくるようになり、変なマインドコントロールを受けないようになれます。
========================
去年8月、医薬品の承認を受けていないコーヒー浣腸
「カフェコロン」のセットをダイエットや便秘に効くと宣伝し、無許可で販売した疑いがもたれている。
========================
目的:薬事法違反したら捕まえるぞ。
========================
利用者の女性が自力で排便ができなくなったり、下痢が止まらなくなったりするなどの健康被害が確認されているという。
========================
目的:エネマは危険だから薬を飲め。
========================
容疑者は調べに対し、容疑を認めていて、カフェコロンのセットを約4年半で15億円以上売り上げていたという。
目的:金持ちは悪いことをして儲けている。
========================
確かに薬事法違反はまずいかもしれません。
ですが、後半2つはマインドコントロールをされてしまう可能性が高いな、と思っています。
自力で排便できない、下痢が止まらないのウソ
========================
利用者の女性が自力で排便ができなくなったり、下痢が止まらなくなったりするなどの健康被害が確認されているという。
========================
この内容を見ていると面白く書くなと思ってしまいます。
一方的な記事の内容です。
利用者の女性が自力で排便ができなくなった。
下痢が止まらなくなったりする。
・どれ位の期間自力で排便できなかった?
・どれ位の期間下痢が続いたの?
・何歳の人?
・どれ位の期間コーヒーエネマをやった?
・元々自力で排泄できていた人?
記事には奥行きが全くありません。
人間が持っている機能というのは素晴らしい機能ばかりです。
1週間とか、1年間とかやったくらいで簡単に人の身体は壊れないと思います。
※危ない薬とかはヤバイですが。
例えば30年間生きてきた人が、1ヶ月コーヒーエネマをやった。
たったこれだけで一生自力で排便できなくなるような肉体であれば、人間はとっくの昔に滅んでしまっています。
自力で排便できない、下痢が止まらないという内容は「全くのウソ」ではないと思いますが、記事の奥行きが全く無いので、僕は「信じるに値しない情報」だと判断してしまいます。
コーヒーエネマは危険か?
僕は最近ほぼ毎日コーヒーエネマをやっています。
たまに試しで1週間やらないようにしていますが、自力での排便は通常通りできています。
「だからコーヒーエネマは危険じゃないよ。
だからあなたもやってね。」と言いたいのではありません。
大切なのは「便秘は危ないよ」ということです。
便秘で人は死にます。
便秘で体調不良になったり、病気になったりします。
人間の腸の役割というのはすごく重要なことですが、それについて書いていると日が暮れるので本を読んで勉強してみてください。
どんなものでもメリット・デメリットがある
世の中の商品やサービス、やっていること全てにメリット・デメリットがあります。
例えば便秘薬や漢方もそうです。
便秘で漢方薬を飲んでいる知人がいるのですが、
・一日中出続けることがある
・いつでるかわからない
・どっちみち自力での排便はできていない
・病院で処方されないと出してくれないなどの悩みを抱えているそうです。
便秘薬を飲んでいる知人もいます。
それまでは2日に1回は排便可能だったのが、便秘薬を飲んで癖になってしまい、今では便秘薬を飲まないと出なくなってしまっているそうです。
便秘薬や漢方だけの話ではありません。
世の中のモノ全てにメリット・デメリットがあるのです。
メリット・デメリットがあるという認識をした上で、どっちの方が今の自分にとってメリットが高いか?
を判断して欲しいと思います。
エネマの場合でも同じことが言えます。
エネマをやることでのメリット・デメリット。
便秘になってしまうことのメリット・デメリット。
天秤をかけてみて、今はエネマをやることでのメリットのほうが高いからやっているだけです。
情報発信者からのマインドコントロールを避ける
インターネットが爆発的に普及してから情報発信を気軽にできるようになりました。
今ではテレビやインターネット、両方から情報が簡単に取得できます。
20年前と比べたらすごい情報量です。
でも同時にマインドコントロールされやすくなったのではないかと感じています。
インターネットに書かれている内容を鵜呑みにしてしまい、さもその情報が正しいかのようにふれまわる。
数年後、情報発信者は消えてしまい、その情報を鵜呑みにしてしまったがために、自分が思い描いている理想のライフスタイルを叶えられなかった。
そんな悲しい現実を迎えている人が多いと感じるようになりました。
情報発信者からのマインドコントロールは避けたほうがいいかなと思います。
先ほど挙げた「メディアの情報」もしかり。
========================
利用者の女性が自力で排便ができなくなったり、下痢が止まらなくなったりするなどの健康被害が確認されているという。
========================
この内容をよく見て欲しいのですが、「実体験」ではありませんよね。
記者自らがやっていて、実際に自力で排便できなくなったわけでもなく、下痢が止まらなくなったりしたわけではありません。
この情報を盲目的に信じてしまっていては、いつまでたっても便秘のままです。
テレビやマスコミが発信する目的は、「視聴率を0.1%でも上げるため」です。
便秘の人を救いたいというわけではないのです。
※中には正義感の強い人もいるとは思いますので一概には言えませんが…
もちろんメディアの情報が役に立つこともあります。
これもメリット・デメリットなのです。
そして最後になりますが、========================
容疑者は調べに対し、容疑を認めていて、カフェコロンのセットを約4年半で15億円以上売り上げていたという。
========================
この記事を見て、今を生きている子どもたちが、「やっぱりお金持ちは悪いことをしてお金を稼いでいるんだ」というマインドコントロールを受けないように心から願っています。