ビジネスを行う上でマーケティングを行うことは必須条件です。
マーケティングを行わなければ、せっかく売れる商品やサービスを取り扱っていたとしても、売れる可能性が少なくなってしまいます。
逆に粗悪な商品やサービスでも、マーケティングを徹底していれば、売れる可能性は高いです。
Contents
マーケティングとは?
マーケティングとはどういったものか?
書籍やウェブサイトでは色々な情報が掲載されています。
・お客様に価値を提供してお金をいただくこと・売れる仕組みをつくり出すこと確かにその通りです。
僕はマーケティングというのはもっとシンプルなものとして、「調査」と定義つけています。
一般的な初歩的なマーケティング分析
マーケティング分析の中には、SWOT分析というものがあります。
SWOT分析
強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)
4P分類
製品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、流通(Place)
まずはこれらの調査から始めます。
マーケティングとは調査だ。
と定義づけましたが、マーケティングというのはほとんど調査をすることなのです。
・お客様に価値を提供してお金をいただくことまずは購入予定のお客様とはどういった人なのか?
どんな人に価値を提供したいのか?
価値を提供するためには、自社の強みは何なのか?
競合にはその強みはないのか?
今提供しようとしている商品の寿命はどうなのか?
調査しないとわかりません。
・売れる仕組みをつくり出すこと今まではどんな仕組みだったのか?
なぜそれが出来なかったのか?
どうやったら出来るようになるのか?
売れていない商品の場合、どんな商品が売れるようになるのか?
これらも全てにおいて調査が必要です。
もちろん計画も必要になってくるのですが、計画の前に必ず調査しなければなりません。
ドライテストやテストマーケティングも調査の一環です。
マーケティング初心者が行う2つの基本
マーケティング初心者が抑えてほしい2つの基本があります。
1 見込み客の欲求、不安、恐怖、フラストレーション調査
2 1に対して提供予定の商品ベネフィットを明確にするです。
これら2つの要素をしっかり抑えていれば最低限の商品は売れるようになると思います。
SWOT分析
強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)
4P分類
製品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、流通(Place)
こういった教科書に書いたような基本はありますが、僕はあまり初期の段階ではやっていません。
やっていない、というより、後でやるといった方が正しいかもしれません。
例えば、SWOT分析。
今手がけているビジネスでは、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)
は調査せずにやりました。
そしてビジネスが成長するにあたって、少しずつ調査していったような感じです。
製品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、流通(Place)
も同じです。
僕が自社でビジネスを展開する場合のほとんどが「競合のまね」から始めています。
最初は自社の商材を開発するよりは、競合のまねをしたほうが楽ですし、売れるのがわかってから自社の商品にしてもいいと思っているからです。
だから僕が初期の段階で力を入れているのは、1 見込み客の欲求、不安、恐怖、フラストレーション調査
2 1に対して提供予定の商品ベネフィットを明確にするこの2つのみです。
見込み客の欲求、不安、恐怖、フラストレーション
見込み客の欲求や悩み、恐怖、フラストレーションを調査することはとても重要です。
あなたが買い物をする時、どんな感情で買っていますか?
どんな状態でその商品を選んでいるでしょうか?
たいていの場合は、欲求、不安、恐怖、フラストレーションを解消するために購入していると思います。
食材を買う時も、タイマーを買う時も、コーヒーを飲む時も、コピー用紙を買う時も、全てのシチュエーションで欲求、不安、恐怖、フラストレーションを解消できるかどうかで購入します。
もちろん購入先をどこにするか?
は次の段階で決定することですが、まずは自分の欲求を満たすため、ニーズを満たすために購入します。
特に見込み客のまだ満たされていない欲求や悩み、恐怖、フラストレーションを調査することはとても重要です。
ここさえ抑えておけば、商品開発は後からでもいいのです。
1に対して提供予定の商品ベネフィットを明確にする
見込み客のまだ満たされていない欲求や悩み、恐怖、フラストレーションが明確になれば、それらの欲求を満たすために、提供予定の商品ベネフィットを明確にしましょう。
メリットのメリットというイメージで捉えていただければわかりやすいかもしれませんね。
見込み客のまだ満たされていない欲求や悩み、恐怖、フラストレーション
ここに対してベネフィットが明確であれば見込み客は買わざるを得ないでしょう。
マーケティングは難しく考えなくてよい
僕は難しく考えることが苦手です。
ですから、SWOT分析
強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)
4P分類
製品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、流通(Place)
はほとんどやりません。
正確に言うと初期の段階ではやらないです。
その分見込み客の悩みにフォーカスし、売れるかどうかテストします。
売れ行きがわかれば本格的に販売する。
なるべく簡単にするようにしています。
これはあくまで僕の場合ですが、SWOT分析
強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)
4P分類
製品(Product)、価格(Price)、プロモーション(Promotion)、流通(Place)
をやっていると途中でモチベーションががた落ち
してしまいます。
そうならないよう行動に移すために1 見込み客の欲求、不安、恐怖、フラストレーション調査
2 1に対して提供予定の商品ベネフィットを明確にするこの2つのポイントに集中するようにしています。
難しい作業は後にまわしても何とかなるものです。
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