「器用貧乏とよく言われます。
器用なのは良いことなんですが、不器用な人の方が良い結果が出ているように感じます。
どうしたら結果が出やすいですか?」まれにこんな質問をもらいます。
世の中には、何でも器用にこなすことが出来る人がいます。
コミュニケーションスキルが高く、作業をやっても何でもそつなくこなす。
その上スピードも早いし、要領が良い。
一見「完璧。」のように見えます。
でも、そういう人に限って、器用貧乏と言われ、器用なのに不器用な人に比べて「結果が出るのが遅い」というケースがあります。
普通に考えたら、不器用な人よりも器用な人の方が結果を出すスピードが速いように感じます。
ですが違います。
器用貧乏さんは、何でもある程度自分で出来るので「人に任せること」が不得意です。
不器用な人は、出来ないことはすぐに人に頼みます。
この差が大きいんですよね。
ビジネスのエネルギーを100とした場合で、
・営業…20
・経理…20
・戦略構築…40
・コミュニケーション…30
このように分解したとき、不器用さんは人に任せるので、「チーム」を組みます。
そのため全てを一気にスタート出来ます。
結果の出にくい器用さんは、へたに自分で出来るがために、「個人」で全部をこなそうとします。
どちらが結果を出すのが早いかは、一目瞭然です。
『器用貧乏さんが早く結果を出す方法』それは、「人に任せる」ということです。
最初はすごい難しいかもしれませんが、一度任せてしまうと、楽過ぎて元に戻れなくなりますよ。