インターネットがここまで利用率が高くなってくると、「タウンページって広告効果がうすいよね…」という事を聞きます。
タウンページというのは、NTTが発行しているいわゆる「電話帳」ってやつですが、本当に広告効果が薄いんでしょうか?
僕はそうは思いません。
効果が薄いという意味に、「インターネットと比べると費用対効果が薄い」という意味と、「以前よりも効果が薄くなった」この2つの意味が混在しています。
おそらく「以前よりも効果が薄くなった」という意味で使われているケースが多く、それでいてインターネットがここまで普及されたもんだから、タウンページって効果ないよな。
ってつながるのではないでしょうか?
しかもNTTはタウンページの利用方法や、どのくらい成約したか、購読率等の調査は一切しておらず、タウンページに関しては、年間掲載料だけもらい、広告主に対しては積極的な提案はしていません。
※されたことある人は教えて下さい。
特に地方の大企業の中には、関東等のインターネットマーケティングに精通した企業にコンサルを受けたり、ホームページを作ったりしているものが多く、そこでのアドバイスを元に、あっさりタウンページ広告をやめてしまうケースも見受けられます。
では本当に、タウンページはやめたほうがいいのでしょうか?
もちろんビジネス内容にもよりますが、特にサービス業の方はタウンページはまだまだ使い続けるべきです。
【タウンページはいまだ掲載した方がいい3つの理由】
1. 高齢化社会が背景にある
タウンページって確かに利用方法や成約率などのデータはとれませんが、これからの時代「高齢化社会」になるわけです。
って事はお年寄りが増えていくわけで、お年寄りが増えるという事は、「誰でも知っているような調べ方」で調べるわけです。
もちろんお年寄りの方々も今ではインターネットを活用していると思いますが、それでもやはりご年配の方はタウンページの利用率は高いです。
2. どこの家庭にもある上天災に強い
またインターネットって所詮はデジタルですよね?
停電とか、最悪インターネットが使えない環境になってしまった時、見るのは紙ベースでしかないですよね。
そこでタウンページに掲載されていなかったら、見向きもされなくなるわけです。
3. 成約率が高い
僕は別でビジネスをやっていますが、インターネットからの電話は「質が悪い」です。
質が悪いというのは失礼な言い方かも知れませんが、インターネットというお気軽な性質から、「ちょっとだけ聞こう」「値段だけ聞いておこう」という人が非常に多いです。
でもタウンページからのお電話では、非常に質がいいお客様が多いです。
最初から買う気の方が比較的多く、成約率が高いです。
タウンページがすべて、インターネットがすべて、ではありません。
でも、インターネットを見て、タウンページを見てくる人、タウンページを見て、インターネットで確認して電話する人。
いろんな方がいるので、すぐにすぐタウンページ掲載ストップはやめたほうがいいですよ。
※僕は決してNTTの回し者ではありません。
あしからず。
今日はここまで。
まとめタウンページを侮らない。
アナログも大事です。