僕の事務所には、毎日のように相談者がやってきます。
その中でも最近多いのが、「投資がうまくいかないんです」という相談です。
なんで僕に投資の話を聞きたがるのかがよくわかりませんが、そういった話の99%がだまされているということに気付いていません。
「今まで色々やってきたんですが、うまくいった試しがないんです…
でも今回の投資の案件は信頼出来そうなんですよね。
1年目は●●%のリターンで、2年目以降は●●%も入るようになるんです。
100万円ほどいれたいと思っているんですがどう思いますか?」と言うんですが、こういった話を聞くと、げんなりしてしまいます。
この件についてどう思いますか?と言われても、「今すぐ辞めてください」としか言いようがありませんよね。
なぜかって?
「うまくいってないことを続けることは”投資ではないから”」です。
冷静に考えたらよくわかると思うんですが、もしも投資と呼ばれるもので「お金を増やすのが目的」であれば、なぜ、「お金が増えていない手段」を続けるのか疑問です。
まぁ、根本的なのは、お金を投資する前に、「知識習得に投資をするべき」なんですが、それすらもしない。
それなのに誰かが持ってきた情報をうのみにして、「将来これで安心。」となぜ思えるのか?
不思議でなりません。
これが小額でやってみてうまくいった方法であれば、少しずつ金額を上げて行けばいいだけの話なんですが、それすらもしない。
一発冒険をしようとする。理解に苦しみます。
お金がありあまって、遊び気分でやるんなら別なんですが、一発発起。
という意味でやる人に限って、お金を持っていません。
投資ではなく、完全にギャンブルですよね…。
僕は決して「投資」を否定するわけではありませんが、考え方自体を変えない限り、ずっと損し続けることは目に見えています。
もし今記事を見ている人が「投資」と呼ばれている手段で悩んでいるんであれば、どうしてもやりたいのであれば、まずはお財布がいたまない程度の小額でやってみることをオススメします。
大きな損をしてからでは、別のチャンスを逃してしまいますよね。