商品を売るときに気をつけるポイントって何でしょうか??
・より良い商品を作る?
・立地条件の良い土地を見つける?
・すばらしいマーケティングを行う?
もしもそういったことしか考えられないようであれば、もしかしたら商品は売れないかもしれません。
さて、昨日もグループコンサルという事で、朝10時から夕方4時まで4名の起業家の方たちとお話をしていました。
さすが起業家という事もあり、たくさんのご意見が飛び交いました。
(もしかしたら僕はいらないんじゃないかな…)
と思ってしまう位のすばらしい内容の意見ばかりです。
でもちょっと気になったことがありました。
それは、「すべてが自分目線である」って事。
例えば昨日の場合は、とある有名なマッサージ方法のチラシの内容についてディスカッションしていたわけですが、ヘッドコピーで書かれていた文字は、「〇〇療法」って文字。
〇〇療法というのは、すごく患者にも受けがよいマッサージ方法のようです。
肩こりや腰痛、ひざ痛改善にはもってこいで、通常の整体と違い、モミ返しや反復性も必要ないような、治療方法なんですね。
僕自身も聞いていて、すごい治療方法があるんだなぁ。
と感動しました。
その場にいる起業家の人たちも、その治療方法受けてみたい。
と口をそろえて言っていました。
では、そんなすばらしい治療方法の言葉が、チラシの一番目立つところにあっていいものなのか??
いいえ。
そうではありません。
だって、見込み客というのは、「〇〇療法」に興味があるかというと、そうではないですよね??
何が気になるかというと、自分が抱えている腰痛、肩こり、ひざ痛が治って、自分の好きな事を好きなだけやる、って事に興味があるはずなんです。
〇〇療法というのは、治療方法の一つであって、見込み客の必要なものではありません。
気になったのは、そんな状況にあるチラシについて、起業家の方たちは何も不思議に思っていませんでした。
その他の内容についてはバンバンにすばらしい意見が出ていたものの、一番肝心な部分には誰も意見が出なかったんですね。
つまり、商品を売るときに気をつけるポイントって、見込み客目線で色々と考える事、これが重要なんだと思います。
見込み客目線で考える事は、商品やサービスを売り込むときの重要な地盤です。
どんなすばらしい商品も、どんなすばらしい立地条件でも、もしかしたら地盤がゆるければすぐにボロボロになってしまうかもしれませんね。
まとめ商品を売るときに気をつけるポイント。
見込み客目線で、何に悩みをもって、何を欲しがっているか?
ここをしっかりと考えましょう。