壁を突破するためにとても重要な考え方です。
3倍の努力という言葉は、僕の大好きな言葉です。
柔道家の「木村政彦さん」という方がいます。
『伝説の柔道家』と呼ばれている方です。
木村さんの著書「わが柔道」に「3倍努力」という言葉があります。
実際読んでみてほしい一冊です。
・15年無敗伝説
を作り上げた人ですし、あの力道山とも対戦した伝説の人です。
Contents
努力でなんとかなる
木村政彦さんは、とにかく努力が大好きで、「努力で何とかなる」という人です。
朝から晩まで柔道のことを考え抜き、ライバルに勝つためにはライバルの3倍の時間稽古をすれば絶対に負けない。
これを実戦されていたようです。
初めはライバルが3時間稽古をしていると聞きつけたら、6時間(2倍)していたそうなんです。
でも、「まてよ、自分がそう思うということは、ライバルも同じように2倍は稽古をするだろう」と思うようになり、「3倍なら誰も追いつけないはずだ」ということで3倍の努力を実戦されていたそうです。
努力は自信につながる
ライバルが3時間稽古
木村は9時間稽古
ライバルが6時間やっていたとしても、3時間の差があるから安心だ。
と全ての試合で「自信」につながったそうです。
自信にはつながったものの、それでも勝ちたい。
と強く感じていたので、さらに禅などを学んだそうです。
そして、ひたすら額に「勝」という文字が浮かび続けるまで座ったり、猛稽古を続けたそうです。
ここまでしたからこそ、木村政彦さんは「伝説の柔道家」になったわけです。
努力は逃げ道
努力しなさい、と言われると、
・苦しそう・難しそう・大変そうと思う人もいるかもしれませんが、実は一番簡単な方法です。
逃げ道
でもあります。
ビジネスで成功するためには、「運」「才能」「タイミング」など色々ありますが、
・運
・才能
・タイミング
というのは、引き寄せることは簡単ではないんですね。
例えば、
ライバルよりも運を引き寄せる。
⇒ 考えにくいです。
ライバルよりも才能を活かす。
⇒ 才能はひとそれぞれです。
ライバルよりもタイミングをつかむ。
⇒ ライバルも同じタイミングをつかみます。
…
どれも簡単ではありません。
でも、努力というのは、「自分が真剣に向き合った時間」ですので、「やればなんとかなる」わけです。
「運」「才能」「タイミング」とかに頼る必要がなくなるんです。
ライバルよりも3倍の努力をし続ければ、良くも悪くも必ず結果は出ます。
すごくシンプルなんですよね。
逆に努力をしなければ、「運」「才能」「タイミング」に頼るしかありません。
それではいつ成功するかわかりませんよね。
・成功したい。
・結果を出したい。
・夢目標をなとしても叶えたい。
という方は「3倍の努力」という言葉を思い出してみてください。