今日は究極の節約方法について記事を書いていきます。
世の中まだまだ不景気だと言われています。
会社の売上が下がっているから給料が上がらない。
年々税金が高くなってきて、欲しいものが買えなくなってきた。
そんな話をよく聞きます。
とくにバブルの時代を生きてきた人にとっては、今の時代はすごくひもじいと思っているそうですね。
中には、バブル時代の癖が抜けずに、借金を繰り返して破産してしまう人もいたりするそうです。
さてそんな今の時代で流行っているのが「節約」ですね。
・どこよりも安く買いたい。
・なるべく出て行くお金を安くしたい。
・出費を減らして買いたいものを買いたい。
このような思考になるのは当たり前だと思います。
「入ってくるお金が少ないなら、出て行くお金を減らすしかない」と思うのは当然ですよね。
実は、「出て行くお金を減らすよりも節約できる究極の方法」は知られていません。
その方法は、「お金を使うこと」です。
出て行くお金を減らすことよりも、出て行くお金を増やすほうが、結果的に節約になるんです。
おいおい、そんなウソつくんじゃないよ。
と思われるかもしれませんが、重要なのはここからです。
そもそも、なぜ節約をするのか?
「使えるお金を増やすこと」が目的ではないでしょうか。
「使えるお金を減らすため」に節約する人はいないでしょう。
で一般的にお金を使わないことが節約の第一歩と言われがちなんですが、例えばですよ、スーパーのチラシで、Aスーパーのチラシには、タマゴ1パック80円。
Bスーパーのチラシには、タマゴ1パック60円。
単純にBスーパーのタマゴのほうが安いです。
ですが、Bスーパーのほうが、距離的に遠かったらどうでしょう?
10キロ離れていれば、自動車で行けばすでにガソリン代だけで170円位使います。
タマゴ1パックの料金が60円+170円=230円となってしまいます。
次の例。
ガソリンを入れるケース。
Aスタンドでは、セルフで170円/リッター。
Bスタンドでは、窓を拭いてくれて、ゴミも捨ててくれて、173円/リッター。
車が入るガソリンの量にもよりますが、せいぜい入っても50リッターくらいですよね。
差額は3円です。
ということは、自分でガソリンを入れるテマ、窓を拭くテマ、ゴミを捨てるテマ。
色々考慮しても差額はたったの「150円程度」です。
150円の節約をするために、色々やることが増えます。
やることが増えれば時間を奪われ、本来収入を生むことが出来なくなってしまいます。
もう一つ。ビジネスの場においてもそう。
ビジネスの場においても、節約しようと考える経営者はたくさんいます。
うまくいっている上での節約は全く問題ないと思いますが、スタートアップ時に節約節約。と考えると、最終的にうまくいかないことが多いです。
例えば、起業するにあたり、「広告」は必要です。
※よっぽど口コミで広がりそうな場合は別です。
で、初めて起業する人は、「広告費」をケチります。
時間をかけてでも、「無料でなんとかしよう」とハリキリます。
まぁ、お金がかかるより、無料で何とかなるならそれに越したことはないでしょう。
ですが、無料で何とかしようとすれば、本来到達したい目標にはなかなか到達できません。
それどころか、かけた時間が無駄になったり、本来得られるであろう収入が生まれにくくなるので、モチベーションも下がってしまいます。
例えるなら、岡山から東京に行くのに、歩いていくのか、新幹線なのか、はたまた飛行機で行くのか。
の違いです。
僕なら飛行機でさっさと東京に行ってみて、東京の景色を見てから、次の行動に移します。
事前に調べておいた東京の景色か?それとも、全く違う世界だったのか?
これが「早め」にわかれば、次の手も打ちやすいです。
でも節約思考の方は、「岡山=東京間」を原付で行こうとします。
原付だと3日かかるでしょう。
確かに節約は出来るかもしれませんが、その間事故にあう確率も高いでしょうし、東京に到着したころには、カラダがボロボロになっているかもしれません。
そうなると、次の行動に移すのに時間がかかりすぎるし、時間がかかると得られるものも少ないかもしれません。
お金で解決出来るんであれば、さっさとお金で解決して、お金で解決出来ない部分は、時間をかければよいと思います。
そこに「節約」はもって来るべきではないと思っています。
長くなってしまったので、最後にまとめます。
「節約」の本来の意味は、「使うお金を増やすこと」だと仮定すると、節約で、
・時間・本来得られる結果
までが消費されるようなら、お金を使って解決したほうが、結果的に節約になるということです。