岡山市東区のS様(50代)からのご依頼。お父様の一周忌をきっかけに、ご実家の片付けを始められたところで、床の間に置かれていた鉄瓶を発見されました。
「父が大事にしていたのは知っていたけど、湯沸かしに使うわけでもないし、息子も興味がない。でも処分するには立派すぎて……」とご相談くださいました。
拝見すると、南部鉄器の老舗銘が刻まれた共箱付きの鉄瓶。蓋の摘みも凝った造りで、肌の鉄味も良好でした。鉄瓶を求める方は今も多く、お父様が選ばれた品物の良さを大切に査定させていただきました。
「父が選んだものを、また使ってくれる人がいるなら嬉しい」とおっしゃってくださいました。