なぜ他人の成功が自分の成功につながるのか?3つのフィルター思考
人生を自由に!カオルさんです。
「自分の人生を変えたいけど、なかなかうまくいかない…」
「成功したいと思っているのに、思うような結果が出ない…」
そんな悩みを抱えて、自分のことばかり考えていませんか?
今日は、私がパートナーと5万円で始めた事業を7年後に7.2億円で売却できた理由について、「他人を成功させる」という視点からお話しします。
他人の成功を第一に考える人が手に入れる真の成功とは
他人の成功を心から願い、実際に成功させることができる人には、特別な結果が待っています。
他人を成功させる人が得られるもの
- 周りの人から心からの信頼と感謝を得られる
- ビジネスパートナーや顧客との深い関係性を築ける
- 自分一人では到達できない大きな成功を実現できる
- 長期的で持続可能な成功モデルを構築できる
- 結果として、自分自身も想像を超える成功を手に入れられる
このような成功は、自分だけの利益を追求していては絶対に手に入れることができません。
なぜ多くの人が「自分だけの成功」を追求して失敗するのか
現在、多くの人が以下のような状況に陥っています。
- 自分の利益ばかりを優先して、周りとの関係がうまくいかない
- 短期的な成果は出るが、長続きしない
- 競合他社との消耗戦に巻き込まれてしまう
- 顧客やパートナーからの信頼を失ってしまう
- 頑張っているのに、なぜか結果が出ない状態が続く
このような状況では、一時的な成功はあっても、真の成功や人生の変化は実現できません。
「自分だけの成功」を追求する人の致命的な思考パターン
多くの人が陥る間違った思考、それは「まず自分が成功してから、他人のことを考えよう」というものです。
私自身の過去の間違った思考
20代の頃、私も同じような考えを持っていました。
- 「毎月500万円が欲しい」
- 「人に頭を下げたくない」
- 「人に頭を下げないと仕事が取れないような仕事は嫌だ」
プライドが高く、自分のことばかり考えていました。
この思考の問題点
1. 短期的視点しか持てない
- 目先の利益にしか注目できない
- 長期的な関係性を軽視してしまう
- 持続可能なビジネスモデルを構築できない
2. 周りからの協力を得られない
- 自分勝手だと思われてしまう
- 本当に困った時に助けてもらえない
- ビジネスパートナーとの信頼関係が築けない
3. 成長の機会を逃してしまう
- 他人から学ぶ機会を失う
- フィードバックを受け入れられない
- 新しい視点や発想を得られない
5万円から7.2億円への成功を支えた「3つのフィルター」思考法
30歳頃から起業の道を選んだ私が、パートナーと5万円ずつ出し合って始めた事業を、7年後に7.2億円で売却できた理由をお話しします。
事業の概要
私たちが手がけたのは仲介業でした。
- 私たちが集客を行う
- 全国の加盟業者さんに仕事を振り分ける
- 作業は各地の業者さんが担当
一般的な仲介業と似ていますが、決定的に違ったのは「考え方」でした。
成功の秘訣:「3つのフィルター」
何かアイディアや事業の改善案が出た時、必ず以下の3つのフィルターをかけていました。
フィルター1:業者さんにとっていいことなのか?
まず最初に、そのアイディアが加盟業者さんにとってプラスになるかを検証しました。
フィルター2:お客さんにとっていいことなのか?
業者さんにとって良いことでも、最終的なお客さんにとって良くなければ採用しませんでした。
フィルター3:社会にとっても良いのか?
業者さんにとっても、お客さんにとっても良いことが、社会全体にとってもプラスになるかを確認しました。
この3つすべてにOKが出た場合のみ、アイディアを採用していました。
実際の取り組み事例
業者さんの声を積極的に取り入れる
- 従業員の意見や愚痴も積極的に収集
- それが業者さんのためになるかを常にチェック
- 定期的なミーティングで困りごとや改善要望をヒアリング
継続的な関係性改善
- 業者さんがどうすれば成功できるかを常に考える
- 単発の取引ではなく、長期的なパートナーシップを重視
- 業者さんの成長を支援するシステムを構築
驚くべき結果
この取り組みを続けた結果、素晴らしい変化が生まれました。
業者さんの成功事例
- 最初は従業員が少なかった業者さんが、新しい倉庫を持つまでに成長
- 新しい従業員を雇えるようになった業者さんが続出
- 「こんなに売上が上がったのは初めて」という声を多数いただく
私たち自身の成功。
- 業者さんの成功に比例して、私たちの事業も成長
- 7年後、最終的に7.2億円でのM&A(企業売却)を実現
他人を成功させるための具体的実践方法
ステップ1:身の回りの人から始める
いきなり大きなことを考える必要はありません。まずは身近な人の成功を考えてみましょう。
- 同僚の成功を支援する
- 取引先の利益を最優先に考える
- 家族や友人の夢の実現を手伝う
ステップ2:相手の立場に完全に立つ
相手目線での思考
- 相手が本当に求めているものは何か?
- 相手の課題や悩みは何か?
- 相手が成功するために必要なものは何か?
ステップ3:Win-Win-Winの関係を構築する
自分だけでなく、関係するすべての人がメリットを得られる仕組みを作りましょう。
- 直接の相手(業者さん)
- 最終顧客(お客さん)
- 社会全体
ステップ4:継続的な改善とフィードバック
一度だけではなく、継続的に相手の成功を支援し続けることが重要です。
- 定期的な状況確認
- 新しい課題への対応
- さらなる成功のための提案
業界別「他人を成功させる」アプローチ方法
営業・販売業
- 顧客の本当の課題解決を最優先
- 短期的な売上より長期的な関係性を重視
- 顧客の成功事例を積極的に作る
サービス業
- 顧客満足度の向上を徹底追求
- スタッフの成長と成功を支援
- 地域社会への貢献を意識
IT・Web業界
- クライアントの事業成長に貢献
- ユーザー体験の向上を最優先
- 技術を通じた社会課題の解決
教育・コンサルティング
- 受講生や顧客の成功を第一目標
- 知識やスキルの実践的な活用を支援
- 成功事例の創出と共有
「他人の成功」を優先することで得られる意外なメリット
1. 自分自身の成長加速
他人の成功を考えることで、自分では思いつかない新しい視点や発想を得られます。
2. 強固なネットワークの構築
心から相手の成功を願う人の周りには、自然と優秀な人材が集まります。
3. 持続可能なビジネスモデル
一時的な利益ではなく、長期的に成長し続けるビジネスを構築できます。
4. 精神的な充実感
他人の成功を支援することで、お金では得られない深い満足感を得られます。
5. 予想を超える成功
自分だけでは到達できない、想像を超える成功を実現できる可能性があります。
今すぐ実践できる「他人成功支援」アクション
今日からできること
- 身近な人の悩みを聞く
- 同僚、取引先、家族の課題を把握
- 解決方法を一緒に考える
- 相手の利益を最優先に考える
- 自分の利益は二の次
- 相手が本当に喜ぶことを提案
今週からできること
- 定期的なフィードバック機会を作る
- 月1回の面談や打ち合わせ
- 相手の状況や課題を継続的に把握
- 成功事例の共有
- うまくいった事例を積極的に共有
- 他の人の成功につなげる
今月からできること
- 「3つのフィルター」の導入
- すべての判断に3つのフィルターを適用
- 関係者全員にとってプラスになる選択
- 長期的な関係性構築
- 単発の取引から継続的なパートナーシップへ
- 相手の長期的な成功を支援する仕組み作り
まとめ:真の成功は他人の成功から始まる
- 自分の成功だけを考えていては、真の成功は得られない
- 他人の成功を第一に考えることで、予想を超える結果が生まれる
- 「3つのフィルター」で全関係者がWin-Winになる仕組みを作る
- 身近な人から始めて、徐々に影響範囲を広げていく
- 他人の成功が、結果として自分の最大の成功につながる
私の経験では、100%うまくいくとは言えませんが、他人の成功を考える方が、自分のことだけを考えるよりもはるかに楽しく、そして成功に近づけると確信しています。
あなたも今日から、身の回りの人の成功を考えることから始めてみませんか?
その小さな一歩が、やがてあなた自身の人生を劇的に変える大きな成功につながるはずです。
この記事が参考になった方は、ぜひ今日から身近な人の成功を支援する行動を一つ始めてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
人生を自由に!カオルさんでした。