1年を振り返る:目標を忘れてしまう人が本当に必要なこと
人生を自由に!カオルさんです。
今回のテーマは「1年を振り返る」についてお話しします。
あなたが本当に手に入れたい理想の状態
年の瀬のこの時期になると、大抵の人は「この1年がどうだったのか」という振り返りをすると思います。別に12月31日じゃなくても、その前ぐらいから、仕事が落ち着いたりすると、「今年どうだったかな」といろいろ考えるじゃないですか。
あなたにも理想があるはずです。
もっと自由に生きたい、経済的な不安をなくしたい、やりたいことを思いっきりやれる状態になりたい、人に頭を下げなくても仕事ができる状態になりたい。
僕自身、20歳の頃からずっと「人生を自由に生きる」ということを、言語化はしていませんでしたが、常にイメージし続けてきました。「こういう状態が最高」ということをずっとずっとイメージしながら、それに繋がらないことだったら嫌だ、という感じで生きてきました。
人生を自由に生きられるような何かアクションだったら、僕はやるという感じです。
ほとんどの人が陥る「目標忘れ」の罠
でも、多くの人にはこんな経験があるのではないでしょうか?
僕も過去に何回も、こういう1年を振り返るということを何度もしてきたわけなんですが、毎回思うんです。「年始に立てた目標ってなんだっけ?」
僕はよくあるんですよ。正確には覚えてないんです。
2024年、今年も何を目標に立てたのかな、去年は何だったのかな。去年は漠然と覚えています。去年は「企業の財務諸表を見る」という、財務諸表でこの会社が将来伸びるか伸びないかということを見れるようになる、みたいなことを立てました。
財務諸表系の本をいっぱい買って、本棚に眠ってるんですけど、読んでないんです。結局何冊か読んで「分かった分かった」みたいな分かった気になっちゃっただけなんです。
よく言うじゃないですか。「目標は紙に書いた方がいい」「ノートに書いた方がいい」「見えるところに貼っておいた方がいい」って。僕、一回もやったことなくて。でもノートには書きましたね、昔。そういう自己啓発の本を読んで、書いた方がいいんだということでノートに書いたんですけど、振り返っても覚えてないんです。
なぜ目標を覚えていられないのか
この問題の根本原因は、表面的な目標設定にあります。
僕が2023年に立てた「財務諸表を見る」というのも、枝葉じゃないですか。目標に向かってのエンジェル投資というか、株式投資のための枝葉でした。
僕、2023年に立てたものの、やっぱり自分自身でよく意味が分かってなかったんです。
なぜその目標を立てたかというと、自分自身、今もう人生が自由に生きられているので、次のステージというか、次はもっともっと社会に還元できる何かをやりたいと思ったからです。今は子どもの教育とか、自給自足の生活とか、いろいろあるんですけど。
お金は有り余るほどのお金って別にいらないんですけど、自由に暮らせるぐらいのお金があればいい。投資で成果が出ると、成績表みたいな感じで「うまくいった、やったー」みたいな感じで達成感があるんです。
でも結局、多分今聞いているあなたも「なんだっけ?」って覚えてない人がほとんどだと思います。覚えている人はすごいなって思うんですけど、どうしてもできない、できなかった、覚えてない、という方がほとんどでしょう。
本当に必要なのは「核となる想い」を明確にすること
ノートに書くことが大事ではなく、見えるところに書くことが大事ではなく、自分が本当にやりたいことが何なのかということを常に思い続ける、こっちの方が大事なんじゃないかなと思っています。
僕が人生を自由に生きるために「こういった状況が嫌だ」って思ってたのは、例えば:
- 人に頭を下げないと仕事が取れない
- 人の顔をうかがって何かやらないといけない
- 1日8時間働かないといけない
そういうのがすっごいめんどくさくて。
僕は何となく40歳ぐらいまでに引退したいっていうのはずっと思ってて、それがずっと思い続けたんで、20年というのはかかったんですけど、うまくいけたかなぁという実感はあります。
今すぐ実践すべき「本質的目標設定」
この1年を振り返るというか、このチャンスに、ぜひ一度、あなたが本当に叶えたい「どういった状態になっていたいのか」、逆に「どういった状態になっていたくないのか」ということを書き出してみてください。
ステップ1:理想の状態を明確にする
あなたが心から望む生活状態、働き方、人間関係を具体的にイメージしてください。
ステップ2:避けたい状態を明確にする
絶対になりたくない状況、我慢したくないこと、ストレスを感じることを書き出してください。
ステップ3:その想いを常に意識し続ける
紙に書いて終わりではなく、その核となる想いを常に心に持ち続けることが重要です。
ステップ4:すべての選択をその軸で判断する
日々の選択や行動を、その核となる想いに照らし合わせて判断する習慣をつけてください。
表面的な目標から本質的な想いへ
例えば「年収1000万円達成」という目標ではなく、「なぜ年収1000万円欲しいのか?それによってどんな状態になりたいのか?」を深掘りする。
「起業する」という目標ではなく、「起業することで何を実現したいのか?どんな自由を手に入れたいのか?」を明確にする。
こうした本質的な想いこそが、あなたを長期間にわたって動かし続ける原動力になるのです。
来年を最高の年にするために
ぜひ、この本当になりたい自分、こういった状況になりたくない、というのをイメージして来年を迎えてください。
表面的な目標設定ではなく、あなたの人生の核となる想いを明確にすることで、日々の選択が変わり、行動が変わり、結果として理想の人生に近づいていけるはずです。
きっとみんなハッピーになれるんじゃないかなと思います。
人生を自由に!カオルさんでした。