「人生に自由と選択肢を」。創造力と挑戦を尊重し、個人が可能性に気づき豊かな人生を実現できるよう支援します。

「マニュアル中毒」が成果を阻害する理由

人生を自由に!カオルさんです。

あなたは今、自分のビジネスを自動化し、システムに依存しない安定した収益源を構築したいと思っているはずです。マニュアルやノウハウを完璧に実行して、確実に成果を出せるビジネスモデルを手に入れたいと考えているでしょう。

しかし現実は、どんなに詳細なマニュアルを手に入れても、どんなに丁寧に指導を受けても、思うような結果が出ていないのではないでしょうか?「マニュアル通りにやっているのに売れない」「書いてないことは分からない」と感じて、行動が止まってしまっていませんか?

実は、この状況の根本的な原因は、「マニュアル中毒に陥っていること」です。

カオルさん

記事を書いている人

カオルさん
岡山県在住の起業家。
5万円で始めた事業を上場企業に売却。現在は「子供の教育」を目指し養鶏業、教育業を行っています。

マニュアルに頼りすぎる危険な思考パターン

僕の講座でも、こんなやり取りがありました。

生徒さんのLP(ランディングページ)にフィードバックを出したところ、「マニュアルに書いてないんです」という返答が返ってきたのです。

僕は見込み客の立場に立って、「ここが分からないから、こう修正した方が反応が上がりますよ」とアドバイスしたのですが、「マニュアルに書いてないから分からない」と言われてしまいました。

正直、がくぜんとしました。

「全部マニュアルに書かないといけないんですか?」 「マニュアルに書いてないことは一切やらないんですか?」 「マニュアルに書いてることは本当にやるんですか?」

面白いことに、マニュアルに書いてあることすら、多くの人はやらないんです。「どこに書いてあるか分からない」「見落としてました」というのがザラにあります。

なぜマニュアル中毒が成果を阻害するのか

マニュアル中毒の最大の問題は、思考停止してしまうことです。

ビジネスで成果を出すためには、常に見込み客の立場に立って考える必要があります。でも、「マニュアルに書いてないから分からない」という思考では、お客さんのことを考えることができません。

例えば、LPを作る時。マニュアル通りに作ったとしても、それで問い合わせが来なければ意味がありません。

僕がフィードバックするのは、「このレベルだったら問い合わせが来るだろう」というところまで完成度を上げてほしいからです。

でも、「マニュアルに書いてないから分からない」では、そのレベルに到達することはできません。結果、広告費を無駄にして損失を出してしまいます。

それは僕の責任ではなく、その人自身の判断の責任なのです。

成功する人の思考パターン

成功する人は、マニュアルを出発点として使います。

マニュアルで基本を学んだ上で、自分の頭で考え、見込み客のことを想像し、「これで本当に伝わるだろうか?」「これで行動してもらえるだろうか?」と常に自問自答しています。

マニュアルに書いてないことでも、お客さんのためになると判断すれば積極的に取り入れます。逆に、マニュアルに書いてあることでも、自分の市場に合わないと判断すれば調整します。

自分自身の想像力と判断力を使って、マニュアルをカスタマイズしているのです。

今すぐできる「マニュアル中毒」からの脱却法

  1. マニュアルは基本ルールであり、完全解答ではないと理解する
    • マニュアルは90%の人に当てはまる一般解
    • 残り10%は自分で判断する必要がある
  2. 常に見込み客の立場で考える習慣をつける
    • 「これで伝わるか?」「これで行動したくなるか?」を自問
    • 第三者の視点で自分のコンテンツを評価する
  3. 小さなテストを繰り返す
    • マニュアル通りのパターンA
    • 自分なりにアレンジしたパターンB
    • 実際の反応で判断する
  4. 「分からない」ではなく「調べる」「試す」を選択する
    • マニュアルにない状況に遭遇した時の行動パターンを変える
    • 自分で仮説を立てて検証する習慣をつける

マニュアルは道具、使うのはあなた

マニュアルは非常に価値のある道具です。でも、道具はあくまで道具。それを使ってどんな結果を出すかは、あなた次第です。

僕が思う「見込み客のため」と、あなたが思う「見込み客のため」は違う場合があります。だからこそ、マニュアルを元にしながらも、最終的には自分の頭で考え、自分の市場に合わせてカスタマイズすることが重要なのです。

マニュアル中毒から脱却し、自分の頭で考える習慣をつけることで、あなたのビジネスは確実に成長します。

今日から、マニュアルに書いてないことも恐れずに挑戦してみてください。その小さな一歩が、大きな成果につながるはずです。

人生を自由に!カオルさんでした。