「人生に自由と選択肢を」。創造力と挑戦を尊重し、個人が可能性に気づき豊かな人生を実現できるよう支援します。

義務感で失敗する経営者vs楽しんで成功する経営者の決定的違い

人生を自由に!カオルさんです。

「また新しいビジネス手法を試したけど、結果が出ない…」
「競合他社に追い抜かれて、売上が下がり続けている…」

そんな悩みを抱えているあなたに、今日は少し変わった角度から事業成功の本質についてお話しします。

私自身、5万円から始めた事業を7年後に7.2億円で売却した経験がありますが、その過程で気づいた「楽しんでる人には絶対に勝てない」という法則について、実体験を交えながら解説していきます。

カオルさん

記事を書いている人

カオルさん
岡山県在住の起業家。
5万円で始めた事業を上場企業に売却。現在は「子供の教育」を目指し養鶏業、教育業を行っています。

成功する事業者が必ず持っている「ある共通点」とは

私がリサイクルショップで働いていた頃の話です。お客様の自宅に出張買取に伺った際、査定対象以外の商品についても「これはどうですか?あれはどうですか?」と積極的に声をかけていました。

すると、お客様から「楽しそうだから全部売っちゃうわ」と言っていただけることが頻繁にありました。

この経験から気づいたのは、人は楽しんでいる人に自然と引き寄せられるということです。

子どもが朝から晩まで走り回って遊んでいる姿を見て「よくそんなに遊べるな」と思うことがありますが、大人になると「楽しむ」ということを忘れてしまいがちです。

なぜ多くの事業者が競合に負け続けるのか

現在、多くの事業者が以下のような問題を抱えています:

  • 競合他社との差別化ができない
  • 価格競争に巻き込まれて利益率が下がる
  • 従業員のモチベーション低下
  • 長時間働いても成果が出ない
  • プラットフォーム変更により収益が激減

これらの問題に共通する根本原因は何でしょうか?

失敗する事業者の致命的な思考パターン

多くの事業者が陥る罠、それは「楽しさ」を軽視していることです。

具体的には、

1. 義務感でビジネスを運営している

  • 「やらなければならない」という義務感
  • 時間の経過が遅く感じる
  • ストレスが蓄積し、判断力が低下

2. 短期的な利益ばかりを追求している

  • 目先の売上に一喜一憂
  • 長期的な視点での事業構築ができない
  • 顧客との信頼関係構築を軽視

3. 競合の真似ばかりしている

  • 独自性がない
  • 後追いのため常に不利
  • 価格競争に巻き込まれる

私自身、事業を進める中で多くの人に真似をされました。従業員が辞めて同じようなサービスを始めたり、競合他社が完全にコピーしたり、途中から参加した事業パートナーまでもが独立して類似事業を始めました。

しかし、最終的に生き残ったのは私だけでした

楽しんでいる人が圧倒的に強い理由

なぜ楽しんでいる人が勝ち続けるのか?その理由は明確です。

1. 時間を忘れるほど集中できる

楽しいことは時間を忘れて続けられます。気がつけば何時間も経っていて、それでも疲れを感じない。この集中力の差が、成果の差として現れます。

2. 創造性とアイデアが自然に生まれる

楽しんでいる状態では、脳がリラックスし、新しいアイデアが次々と浮かびます。競合が真似できない独自性は、この楽しさから生まれます。

3. 人を引きつける魅力がある

楽しんでいる人には、顧客も従業員も自然と引き寄せられます。これが口コミや紹介につながり、マーケティングコストを大幅に削減できます。

4. 継続力が桁違い

楽しくないことは続きません。しかし、楽しいことなら何年でも続けられます。この継続力が、長期的な成功を生み出します。

今すぐ実践できる「楽しさ」を取り戻す5つの方法

1. 現在の仕事の中で楽しい要素を見つける

まずは今やっている仕事の中で、少しでも楽しいと感じる部分を見つけてください。それを意識的に増やしていきます。

2. 「どうやったらもっと楽しくなるか?」を考える習慣をつける

毎日5分間、「今日の仕事をもっと楽しくするには?」を考える時間を作ってください。小さな改善の積み重ねが大きな変化を生みます。

3. 顧客との接点で楽しさを共有する

お客様とのやり取りで、あなたの楽しさが伝わるような工夫をしてください。それが信頼関係構築の第一歩になります。

4. 競合を意識しすぎない

他社の動向を気にしすぎると、楽しさを見失います。自分が楽しいと思える方向に進むことで、自然と差別化が生まれます。

5. 長期的な視点を持つ

一時的な真似をされても気にしない。楽しんで続けていれば、最終的には勝者になれます。

楽しさが生み出す具体的な成果事例

私の7.2億円売却事業では、以下のような成果が楽しさから生まれました。

  • 毎日が楽しくて仕方がない状態で事業運営
  • 時間を忘れるほど夢中になって新サービス開発
  • 多くの真似をされても最終的に生き残り
  • 楽しさが顧客に伝わり口コミで拡散
  • 従業員も楽しさに感化され生産性向上

なぜ「楽しんでる人には勝てない」のか

私は市場参入を検討する際、その分野で心から楽しんでいるプレイヤーがいたら、参入を諦めることにしています。

なぜなら、楽しんでいる人の情熱と継続力には、義務感や利益だけを追求する人では太刀打ちできないからです。

逆に言えば、あなたが楽しんで事業を行えば、多くの競合を自然と退場させることができるということです。

まとめ:事業成功の秘訣は「楽しさ」にあり

  • 楽しんでいる人には圧倒的な集中力と継続力がある
  • 楽しさは人を引きつけ、自然なマーケティング効果を生む
  • 競合に真似されても、楽しんでいる人が最終的に勝つ
  • 今の仕事でも「楽しさ」を見つけることから始められる
  • 長期的な成功を手に入れたいなら、楽しさを最優先にする

あなたの事業でも、まずは「どうやったらもっと楽しくなるか?」を考えることから始めてみてください。

その小さな変化が、やがて大きな成功へとつながっていくはずです。

楽しんでいる人には、誰も勝てないのですから。


この記事が参考になった方は、ぜひ今日から「楽しさ」を意識した事業運営を始めてみてください。きっと想像以上の成果が待っているはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

人生を自由に!カオルさんでした。