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年間3000万円の利益でM&A達成!買い手が殺到する事業の作り方

人生を自由に!カオルさんです。

最近、経営者の方から「どうやってM&Aできる事業を作るんですか?」という質問をよくいただきます。実は、100万円や1000万円レベルではなく、億レベルでの会社売却を目指している人が意外と多いんですね。

年間3000万円の利益があれば1億円での売却が現実的

答えは実にシンプルです。年間3,000万円から4,000万円程度の利益が出る事業を作ればいいのです。

なぜなら、買う側から見ると3年で元が取れる計算になるからです。1億円で買収した場合、年間利益が3000万円なら投資対効果は約30%。不動産投資の利回りが10%程度、世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏でさえ年間利回り10%を基準にしていることを考えると、30%という数字は非常に魅力的です。

しかし、多くの人が見落としている重大な問題

「年間3000万円の利益なんて出せません」と思う方も多いでしょう。確かにそれも課題ですが、実はもっと大きな問題があります。

それは「買い手がいるか?」という視点が完全に欠けていることです。

どれだけ利益が出ていても、誰も買わない事業では意味がありません。例えば飲食店で年間3000万円の利益を出せたとしても、その店舗を買う人がいるでしょうか?立地に依存し、オーナーの手腕に左右される事業は、買い手にとってリスクが高すぎます。

さらに重要なのは、買い手が買った後に安心して運営できるかという点です。

根本的な原因:売り手目線でしか事業を考えていない

多くの人が犯している間違いは、自分がどれだけ稼げるかという「売り手目線」でしか事業を見ていないことです。

しかし、M&Aを成功させるためには:

  1. 買い手が存在する市場なのか?
  2. 買い手が買いやすい事業モデルなのか?
  3. 買い手が買った後も安心して運営できる仕組みがあるか?

この3つの視点で事業を設計する必要があります。

解決策:逆算思考でM&A可能な事業を設計する

ステップ1:買い手をイメージする

まず「この事業を買う人はいるのか?」を考えます。例えば、WEB広告やメディア事業なら、デジタルに強い企業が買収候補になりえます。地域密着型の事業なら、その地域で事業拡大を狙う企業がターゲットです。

ステップ2:年間3,000~4,000万円の利益が出る事業モデルを構築

買い手が明確になったら、その市場で安定して利益を出せる仕組みを作ります。現在、僕の講座の生徒さんでも、2、3地域でテストして月5万円から10万円の利益を出している方がいます。これを全国展開すれば、目標利益は十分達成可能です。

ステップ3:オーナー不在でも回る組織・仕組みを作る

買い手が最も重視するのは「買った後も安心して運営できるか」です。そのためには、特定の個人に依存しない仕組み作りが不可欠です。

ステップ4:テストを繰り返す

正直に言うと、年間3,000万円の利益が出る事業はそう簡単には作れません。僕の体感では10個テストして1個当たればいい方です。

でも、それでいいんです。1つのテストに100万円かかったとしても、売却できれば十分にペイできます。重要なのは「どうやって作るか」よりも「どうやったら失敗しないか」を考えることです。

まとめ:M&A可能な事業は必ず作れる

M&Aできる事業を作るためのポイントをまとめると:

  1. 買い手目線で事業を設計する
  2. 年間3,000~4,000万円の利益を目標にする
  3. オーナー不在でも回る仕組みを作る
  4. 失敗前提でテストを繰り返す

この4つを押さえれば、M&A可能な事業は必ず作れると僕は信じています。

人生を自由に!カオルさんでした。