エビデンスには注意しろ|チェリーピッキングに騙されない思考法
人生を自由に!カオルさんです。
今回のテーマは「エビデンスには注意しろ」です。
エビデンスって聞いたことありますよね。日本語で言うと「証拠」や「根拠」のこと。ビジネスでも日常生活でも、何かを主張するときにエビデンスを求められる場面は多いです。でも実は、このエビデンスには大きな落とし穴があるんです。
エビデンスとは何か
たとえば「このゴルフクラブを使うと飛距離が伸びます」という主張があるとします。「なぜそう言えるんですか?」という部分がエビデンスです。プロが共同開発したとか、100人に試してもらったら78%の人が飛距離を30ヤード伸ばしたとか、そういう根拠のことですね。
文章の構成でいうとPREP法(Point→Reason→Evidence→Point)の「E」の部分にあたります。エビデンスがあることで主張に説得力が生まれるし、特にビジネスの世界では非常に重要だと言われています。
エビデンスの3つの落とし穴
ただし、エビデンスがあれば安心かというと、そうではありません。大きく分けて3つの注意点があります。
1つ目は確証バイアスです。自分にとって都合のいいエビデンスばかりを集めてしまうという、人間の心理的な偏りのことですね。情報を集める側が無意識にフィルターをかけてしまうパターンです。
2つ目はエビデンス自体が暫定的であること。わかりやすい例が、卵とコレステロールの関係です。以前は「卵は1日1個まで、コレステロールが上がるから」と言われていましたよね。でも今はそれが覆されています。当時はエビデンスとして信じられていたものが、実は間違いだったということです。
3つ目が一番厄介なチェリーピッキングです。これはサクランボを摘むときに良いものだけ選ぶことから来た言葉で、自分に都合のいいエビデンスだけを提示して、不都合な情報は隠してしまう手法のことです。
騙されないための2つの方法
じゃあ、エビデンスに騙されないためにはどうすればいいか。僕が実践しているのは2つの方法です。
まず反論を探すこと。提示されたエビデンスに対して、反対意見を持っている人の主張を調べてみる。そうすると、チェリーピッキングで隠されていた情報が浮かび上がってきます。知識は薬にも毒にもなるという話にも通じますが、一方向からだけ見ていると本質は見えてきません。
もう一つは「誰が一番得をするのか」を考えること。その主張によって一番得をするのはお客さんなのか、主張している本人なのか、それとも別の誰かなのか。これを考えるだけで、エビデンスの信頼性がかなり見えてきます。
僕がエビデンスを出さない理由
ちなみに僕自身、講座の成功確率を聞かれることがよくあるんですが、正直に「わかりません」と答えています。本質的なことを教えているし、ちゃんと実行すれば一定の成果は出ると思っています。でも、嘘のパーセンテージを出してしまったら、それこそチェリーピッキングになってしまう。だから僕は安易にエビデンスを出さないんです。
エビデンスは大切です。でも、エビデンスを鵜呑みにしないことも同じくらい大切。ビジネスの世界では特に、客観的に情報を見る目を養っていきましょう。
やっていきましょう!
人生を自由に!カオルさんでした。
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