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ホノルルマラソンで死にかけた僕が学んだ準備の重要性

人生を自由に!カオルさんです。

初めてのハワイ、初めてのフルマラソン、そして初めて医者から「死ぬぞ」と言われた経験。7年前のホノルルマラソンで、僕は人生で最も危険な状態に陥りました。今日は、成功を急ぐあまり準備を軽視した僕の失敗談と、そこから学んだ大切な教訓をお話しします。

みんなで行くはずが一人でチャレンジすることになったホノルルマラソン

7年前、健康プログラムに参加していた僕は、メンバーと一緒にホノルルマラソンに挑戦することになりました。

「みんなで行きましょう!」という話で盛り上がり、僕は早速予約を取りました。42.195キロ、人生初のフルマラソンへの挑戦です。

ところが、いざ出発が近づくと、参加予定だった全員が次々とキャンセル。結局、僕一人だけが行くことになったんです。

「まあ、せっかく予約したし、チャレンジぐらいいいか」

そう思って、一人でハワイへ向かいました。今思えば、この軽い気持ちが命取りだったんです。

30キロ地点で意識を失い、気づいたら救急車の中

当日の装備は、短パンにタンクトップ、ロングスリーブとロングタイツ。まるでバスケットボールの格好でした。完全にフルマラソンを舐めていました。

スタートしてからは淡々と走り続けました。「絶対に歩かない、絶対に完走する」という強い意志だけはありました。

60代と思われるおじいちゃんランナーに抜かれる悔しさを感じながら、ひたすら前へ。30代の自分が負けるわけにはいかないと思っていました。

30キロ地点まで来た時、突然、夢の中でバスケをしている自分がいました。足が痛い、痛い、痛い…

「あれ?俺、バスケやってたっけ?」

パッと目が覚めると、外国人の救急隊員が僕の顔をペチペチと叩いていました。

「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」

気づいたら救急車の中でした。熱中症で倒れ、意識を失っていたんです。

首から下が動かない恐怖と「死ぬぞ」という医師の警告

集中治療室に運ばれ、点滴を打たれました。その時、恐ろしいことに気づきました。

下半身が動かない。正確には、首から下が全く動かなかったんです。

これまでスポーツで骨折も脱臼も手術も経験してきました。でも、本当にヤバい怪我は痛くないんです。痛い怪我はまだマシ。痛くないやつこそ本当に危険。

「俺、やってもうた。これ、ダメなやつや」

一瞬、車椅子生活になるかもしれないという恐怖が頭をよぎりました。かろうじて指だけは動いたことが、わずかな希望でした。

1時間ほど点滴を続けて、ようやく少し感覚が戻ってきました。

そして医師から衝撃的な言葉を聞かされました。

「お前、まさか明後日に日本に帰るつもりじゃないだろうな?肝臓の数値がこんなに悪い状態で飛行機に乗ったら、命の保証はない。死ぬぞ」

なぜ準備なしで挑戦してしまったのか

振り返ってみれば、僕は完全にフルマラソンを舐めていました。

練習は最初の2週間だけ5キロ程度走って、途中で飽きてやめてしまった。仕事が忙しかったという言い訳はありますが、本質的には「なんとかなるだろう」という甘い考えがありました。

成功体験を積み重ねてきた自分への過信。若さへの過信。体力への過信。

すべてが重なって、準備の重要性を軽視してしまったんです。

準備を怠ることの本当の恐ろしさ

医師に見せられた検査結果は衝撃的でした。肝臓の数値は通常の何百倍も悪化していました。

「このまま飛行機に乗ったら責任は取れない。どうしても乗るなら誓約書にサインしてくれ。我々は警告した。死んでもあなたの責任だ」

そう言われて誓約書にサインをしました。松葉杖をついて、なんとか予定通り帰国しましたが、本当に危険な賭けでした。

熱中症で一度悪化した肝臓の数値は、実は一生影響が残ることもあるんです。僕は幸運にも回復しましたが、準備を怠ったツケは想像以上に大きかったんです。

ビジネスも人生も準備が9割

この経験から学んだことは、ビジネスにも人生にも通じる教訓でした。

成功体験からくる過信は危険

過去にうまくいったからといって、次も準備なしでうまくいくわけではない。むしろ成功体験があるからこそ、慎重に準備すべきです。

小さな積み重ねを軽視しない

毎日20キロ走る必要はなくても、5キロでも10キロでも継続することが大切。ビジネスも同じで、日々の小さな努力が土台となります。

プロに学ぶ姿勢を忘れない

フルマラソンには正しい準備方法があります。自己流で突き進むのではなく、経験者から学ぶべきでした。

リスク管理の重要性

「なんとかなる」では済まされないことがあります。最悪の事態を想定し、対策を準備しておくことが重要です。

今だから言える「準備の大切さ」

走っている最中、EXILEのタカヒロさんから「頑張ってください」と握手してもらったのは良い思い出です。でも、そんな素敵な出会いも、命を失っていたら意味がありません。

7.2億円で事業売却を達成した今でも、あの時の教訓は忘れていません。どんなチャレンジも、準備なしには成功しない。準備を軽視すると、取り返しのつかないことになる。

フルマラソンを舐めちゃダメです。ビジネスも人生も、舐めちゃダメです。

しっかりと準備をして、計画的に進む。それが本当の成功への道なんです。

人生を自由に!カオルさんでした。