味方なんていない|感情のロスが最大の敵
人生を自由に!カオルさんです。
今回のテーマは「味方なんていないよ」です。
最初から味方はいないと考えた方が事業は成功する
いやねー、味方いないって言われるとね、「いやそんなわけないです、私には味方がいっぱいいます」みたいな感じで言う人がいると思うんですよね。兄弟、親、恋人、パートナー、いろいろいると思うんですけど、なんだろう、味方なんていないんですよ。
僕は常にそういう考え方っていう感じでやってます。
なんでかっていうと、これでうまくいってる時、うまくいってない時っていうのがあって、でうまくいってない時であれば、その、みんな味方に見えるんですね。まあ味方に見えると言ったらいいのかな?近寄ってくれる人、近寄ってくれるとか慰めてくれるような人たちのことを、僕たちはどうしても味方っていうふうに呼ぶんですけども。
じゃあ実際にその慰めてくれるような人が、本当の意味であなた自身を助けてくれるのかっていうと、それは違うんですよ。いや、なんか慰めてもらってますとか、よしよししてもらってますとか、いろいろあると思うんですけど、じゃあそれで本当の意味であなたが助かるかっていうと、違うんですね。
で、うまくいってる時も一緒です。味方のフリをしてやってくる人ほど危ないっていう、僕の格言じゃないですけどあるんですけど、まあそういうやつは危ないですね。本当に危ない。
くるっと手のひら返して、敵になるというか、急に「そんな人だったんですか」みたいな感じになる時が本当に。
でも人は期待してしまい、裏切られると感情的になる
っていうのも僕が前の事業をスタートして、いろんな人と出会ったんですけど、だいたい9割5分はそういう人でした。わかります?9割5分ですよ。残りの0.5ぐらいの人はまあいい人だなっていう、でも9割5分はなんか味方の味方ではなかったというか、でした。
例えば、骨董の専門家っていう人たちがいて、専門家というかね、骨董が強いですっていう人がいて、「一緒にやりません?」みたいな。まずその人に僕はどれくらいかな、2000万ぐらい持ってかれちゃって。
次にその骨董が得意ですって言った、その人を教えた師匠みたいな人がいるんですけど、で、その師匠にまず事情をお話をして、で、「うちこういうのやってるんですけど、やりません?」って言ったら、「あーそれ面白いですね、ぜひ!」みたいな感じで、で、「私、僕は違いますから!ひどいですね、前の人なんか!」みたいな言ってたんですけど、結局最終的にその人も裏切ったというか、なんか変な人でしたね。
一緒に僕は集客をして、そこのその人が実際に買い取りに行って、で、まあ売るみたいなのもやるんですけど、待てど暮らせど僕たちが期待した成果が出てこないわけですよ。「いやまあまあ送客したんですけどね」みたいな。で結局、なんだろう、システムが難しいだのあーだこーだ言われて、で「まぁじゃあやめましょう」って言う、「わかりました、やめましょう」って話になった時に。
なった時に、僕ら、まあ契約書巻いてなかったんですよね。だから僕は最後に、最後ってわけじゃないですけど、一番念のために記録として残しておきたいので、「これだけを守りください」っていう感じで、「今回僕たちがやってるサービスの類似するようなサービスは立ち上げないでくださいね」っていうのを記録として残しとこうと思って。万が一のことがあってもあれだし、一応人間関係もあるんで。
そしたら、なんか、「いや、あの、あなたのそういうとこがダメなんですよね」みたいなメールが来て。「は?」っていう感じでね。
期待値が高いと感情のロスが大きくなる
なんでこの「味方なんていない」っていう考え方がいいかっていうと、最初からやっぱ味方だって思ってしまうと、期待値が高すぎるんですよ。どうしても僕たちの期待値が上がってしまう。
期待値が上がると、今度は期待値がマイナスの方に振り切った場合、要するに裏切られたりとかうまくいかなかった時に、うまくいかない時だったら関係値が普通に戻るだけだからいいんですけど、逆ですよ、騙されてしまった時の場合に、感情がかなり持っていかれます。
事業をしていく中で守らないといけないのは、もちろん資金だったりとかリソースだったりとかっていうのもあるんですけど、感情のロスなんですね。これは本当に守らないといけない。
感情で傷ついてしまうと、進めなくなっちゃうんですよ。もう怒りだったりとか、怨念みたいなのが出てくるんで、するとそこを追っかけるわけですね。
例えばさっきの2000万騙されましたとか2000万持ってかれました、あれも追っかけちゃったんですよ、あまりにも悔しいから。で弁護士に頼んで、で弁護士に頼んだんですけど、その弁護士がまたポンコツで、「なんだこいつ」と思いながら頼んだんですけど、なんだったかな、結局最終的にはなんか「裁判ができません」みたいな、「裁判しても勝ってる見込めない」みたいなことだったんですけど、その質問も何か月も打ち合わせをした最後の方に出てきた質問で。
「いやいや、その質問最後の方じゃなくて最初にしてくれたら、もうヒアリングだけで終わったじゃん」みたいな。でも「いや、そんだけ動いたんで、一応まあ着手金としてこんだけください」みたいな請求書を持ってきたっていう感じで。
「着手金も何も、あなた結局何もしないじゃん」みたいな。まあしたけどね、したけどねっていうだけど、「先にその質問しろや」みたいな。「そしたら何ヶ月も動く必要ねえじゃん」みたいな。
だいたいまあ顧問弁護士の相場っていうのは、だいたい1ヶ月5万とかそんなもんなんで、半年間動いて30万なんか払う必要ないじゃん、そんな感じです。
で、その弁護士さんは結局その後なんか問い合わせをしたら、なんか「退職しました」みたいな感じで、本当か嘘かわかんないですけど、そんな感じでした。
感情のロスを避けるために最初から線引きをしておく
だから最初から味方なんかいないわけです。もし味方だと思える人がいるんだったら、それはもうパートナーというか、パートナーですね。
従業員も味方ではないですよ。ただ雇われてる人たちですから。社員も一緒です、ただ雇われてるだけの人。味方じゃないです。
ここをちゃんと線引きしておかないと、本当に感情を持っていかれて、感情を持っていかれていくと事業が嫌になって、いくらお金が儲かると思っても、感情が傷ついたら本当に動けなくなりますからね。
それだけは気をつけてほしいなと思って、今回のテーマにしました。
これは冷たい考え方に聞こえるかもしれませんが、事業を成功させるためには必要な考え方です。最初から期待値を下げておくことで、感情のロスを最小限に抑え、冷静な判断を保つことができるんです。
今回のテーマは「味方なんていないよ」でした。
人生を自由に!カオルさんでした。