行動できない人が居心地の悪い選択をすべき理由
人生を自由に!カオルさんです。
今回のテーマは「なぜ行動できないのか」です。
これだけ聞くと哲学的な命題のように感じるかもしれませんが、ある生徒さんから「なぜ僕(私)はカオルさんみたいに行動できないんですか?もっと行動力を上げて、スピードを持っていろんなことをやりたいです」という相談を受けたんです。
5年後、あなたは同じ場所にいるかもしれません
今のまま行動できない状態が続くと、5年後も同じ悩みを抱えている可能性があります。周りの人はどんどん成果を出し、成長していく中で、あなただけが取り残される。そんな未来が待っているかもしれません。
私の講座には260名以上の生徒さんがいて、チャットワークやリアルの勉強会で「これだけ売上が上がりました」「利益が出ました」という報告を定期的に受けます。そんな報告を見て「なぜ自分はこんなところでつまずいているんだろう」と焦りや悔しさを感じた経験はありませんか?
情報があふれているのに行動できない現実
行動できない理由は挙げればキリがありません。環境、習慣、個性による思考の癖など、様々な要因が絡み合っています。
特に厄介なのが、右脳と左脳の両方を持ち合わせている人です。直感で動こうと思ったら論理的思考が邪魔をし、論理的に行動しようと思ったら直感的思考が邪魔をする。この葛藤で動けなくなってしまうんです。
そして現代は情報があふれています。YouTubeを見れば解決方法は無数にあり、アドバイスをしてくれる人もたくさんいます。無償で、お金を払ってでもアドバイスを受けているのに、それでも行動できない。
なぜでしょうか?
行動できない本当の理由は「今が心地いいから」
なぜ行動できないのかを考える時、原因ではなく目的で考えることが重要です。
例えば、なぜ人は風邪をひいた時に熱が出るのか?
原因論で考えると:
- ウイルスが入ったから
- 体調が悪いから
- 免疫力が下がったから
目的論で考えると:
- 体が抵抗力を上げているから
- 死なないように人が熱を出しているから
全然違う答えが出てきますよね。
行動できない理由を目的論で考えると、今が心地いいからなんです。今行動しない自分が好きなんです。
「そんなことないでしょ」と思うかもしれませんが、そうなんです。結局のところ、行動しないという自分が好きで、羨ましいと思いながらもそれを変えられない。居心地がいい状態にあるわけです。
人は面白いことに、居心地がいい方向、楽な方向に進むものです。
居心地の悪い選択をする習慣を身につける
じゃあどうすればいいのか?
思考の習慣を変えるんです。どんな習慣かというと、「居心地の悪いところに行く」習慣です。
何か選択肢があった時、AとBがあるとします。Aはすごくいいけど、Bは自分が傷つくかもしれない、居心地が悪いだろうと思った時に、あえてBを選ぶんです。
すると、思った以上に居心地悪くないことに気づきます。むしろ、すごくいい環境だなということに気づき始めます。
その気づきの連続が、最終的に自分自身を変えるすごくいいきっかけになります。
まとめ
行動できない場合は、ぜひ居心地の悪い方に進むこのマインドセットを身につけてみてください。
今の心地いい状況から一歩踏み出すことで、思わぬ発見や成長があなたを待っています。行動できない自分から、行動する自分へと変わっていくはずです。
人生を自由に!カオルさんでした。