人に助けられて人に潰される。求められる人材になる条件
人生を自由に！カオルさんです。
本当に求められる人材として成功しているあなた
想像してみてください。
周りの人から心から求められ、信頼される人材になっているあなたの姿を。
給料アップの交渉をしなくても、自然と評価され、報酬が上がっている。新しいプロジェクトがあれば真っ先に声がかかり、重要な仕事を任される。
「この人がいないと困る」
「この人になら任せられる」
そう思われる存在になり、結果として自分が本当に求めているもの—金銭的な成功、キャリアアップ、やりがいのある仕事—すべてを手に入れている毎日。
これが、今日お話しする「人に助けられて人に潰される」の法則を理解し、実践したあなたの姿です。
記事を書いている人
カオルさん
岡山県在住の起業家。
5万円で始めた事業を上場企業に売却。現在は「子供の教育」を目指し養鶏業、教育業を行っています。
なぜ頑張っているのに評価されないのか？
でも現実はどうでしょうか？
特に過去にある程度の成果を出した経験がある人ほど、こんな状況に悩んでいます。
努力しているのに報われない現状
- 毎日しっかり仕事をしているのに、思うように評価されない
- 給料を上げてほしいと思っているが、なかなか認められない
- 重要なプロジェクトは他の人に任される
- 「自分はもっとできるはず」と思うのに、周りからそう見られていない
人間関係での違和感
また、組織やチームの中で、
- 「みんな会社のことを真剣に考えていない」と感じる
- 「自分だけが頑張っている」という孤独感
- 同僚や部下のやる気のなさにイライラする
- 「なぜ自分ばかりが損をするのか」という不満
「こんなに努力しているのに、なぜ思うような結果が得られないんだろう？」
そんな疑問を抱いていませんか？
「自分中心思考」が生み出す見えない壁
この問題の根本的な原因は、「自分のこと」を中心に考えてしまう思考パターンにあります。
成功体験が生み出す落とし穴
過去に一定の成果を出した経験があると、無意識にこう考えてしまいます。
- 「自分は能力があるはずなのに、なぜ認められないのか」
- 「もっと頑張れば、きっと評価されるはず」
- 「周りの人のやる気がないのが問題」
この思考パターンが、実は周りの人との距離を作ってしまっているんです。
経営者視点で見えてくる現実
僕は15人の正社員、アルバイトを含めて数十名の組織を運営した経験があります。その時に、ある探偵会社の社長から言われた言葉が今でも印象に残っています。
「会社っていうのは人に潰されるから気をつけろ」
最初は厳しい言葉だと思いましたが、実際に組織を運営してみて痛感しました。
確かに人に助けられることもあります。でも同時に、みんながみんな、この会社を助けようと思っているわけではないという現実もあります。
「自分の生活さえなんとかなればいい」
「今日も仕事だるいなあ」
「上司に文句言われるのは嫌だ」
こういう気持ちで働いている人も、実際には一定数存在するんです。
経営者が本当に求めているもの
経営者やリーダーの立場から見ると、本当に助けてくれる人とは、
- 「この会社をなんとか盛り上げよう」と思ってくれる人
- 自分のこと以上に、会社や組織のことを考えてくれる人
- 問題が起きた時に、一緒に解決策を考えてくれる人
つまり、「相手のこと」を真剣に考えてくれる人なんです。
相手のことを考える人が最終的に得をする理由
では、どうすれば本当に求められる人材になれるのか？
答えは「自分のこと以上に相手のことを考える」ことです。
パラドックスの真実
これは一見矛盾しているように聞こえるかもしれません。
でも実は、自分のことを叶えたいなら、自分のこと以上に相手のことを考えないといけないんです。
ギブアンドテイクの本質
「ギブアンドテイク」という言葉がありますが、多くの人が誤解しています。
テイク（受け取る）をしたいなら、まずギブ（与える）がないといけません。
これは当たり前のような話ですが、実際にできている人は意外に少ないんです。
僕自身の体験から
実際に僕も、組織を運営していて感じました。
- ギブをし続けてくれる人には、自然と重要な仕事を任せたくなる
- その人のために、できるだけ良い条件を提供したいと思う
- 「この人すごいな」と思った人には、どんどんお金も払いたくなる
つまり、相手のことを考えて行動する人が、最終的に自分の望むものを手に入れているんです。
今日から始める「相手中心思考」
具体的な実践方法
- 相手が本当に困っていることは何かを考える
- 自分にできることで、相手の問題を解決できないか検討する
- 見返りを期待せずに、まずは行動してみる
- 相手の成功を心から喜ぶ
マインドセットの転換
「自分が評価されたい」→「相手を成功させたい」
「自分の給料を上げたい」→「会社の業績を上げたい」
「自分が認められたい」→「チーム全体の成果を上げたい」
この思考の転換が、あなたを本当に求められる人材に変えていきます。
人間関係とビジネス、すべてに通用する法則
「人に助けられて人に潰される」
これは人間関係においても、ビジネスにおいても、すべてに通用する法則です。
あなたが「助ける側」の人材になることで、結果として自分が本当に求めているもの—成功、お金、やりがい、認められること—すべてを手に入れることができます。
今日から、相手のことを自分のこと以上に考える習慣を始めてみませんか？
それが、あなたが本当に望む人生への最短ルート。
人生を自由にカオルさんでした。