正しい目標設定の方法:なぜ一人では達成できないのか
人生を自由に!カオルさんです。
今回のテーマは「正しい目標設定の方法」についてお話しします。
もっとスピーディーに目標達成したいあなたへ
昨日の音声で、僕は目標を立てても結局、自分が本当にやりたいこと、こういう状況になりたくないということを漠然と考えていれば、結局そういうことが達成できるようになるよという話をしました。
でも、あれからいろいろ振り返ってみると、本当に叶えたい夢・目標というのは、しっかりと持った方がいい、言語化した方がいいというのを感じました。
僕が過去を振り返ってみて、やっぱりうまくいった時というのは、それをやってたなという感じがしたんです。
特に前の事業が一番大きかったんですが、僕とパートナーで「2年で10億で売る」という極端な目標からスタートしました。2年とは言わず7年だったんですけど、7.2億、もうちょっと足りなかったんですが、そこそこの金額で売れたんじゃないかなと思います。
僕が「人生を自由になるんだ」ということを漠然と思い続けて、それは確かに達成しました。でも20年かかってるんです。20年かかるってちょっと嫌じゃないですか。
なので、もうちょっと短期間で、もっとスピーディーに目標達成したいという場合は、今回の話が役に立つと思います。
従来の目標設定法では結果が出ない理由
正しい目標設定の方法って色々ありますよね。自己啓発書に行くと:
- いつも普段見えるところに貼る
- ノートに書く
- ノートを書いてそれを毎日見る
- 夢目標ノートみたいな感じで作って特別なノートを作って書く
いっぱいあると思うんですけど、それもいい方法だと思うんです。でも、それでは僕の経験上、うまくいかないですね。
なぜ一人では目標達成できないのか
僕が振り返ってどうやってやったかというと、ノートに書くということはやってたんです。でも結局、ノートは最初の方は見てても、だんだんと見なくなりました。
見えるところに貼ったんですが、それも結局風景になってたんです。風景になった瞬間に、僕は意識をしなくなってしまって、結局日々の仕事に没殺されるみたいな感じでした。
でも過去の前の事業の時は、書いてないんです。ノートに書いてないし、普段見える目に見えるところに貼ってないし、全然そんなことなかったです。
逆にシェアしてない時、僕一人でやろうとした時というのは、やっぱり目標を掲げてた時に力が出ないんです。多分これは僕のスタイルかもしれませんが、人と約束したら、この人のためにもやるというパワーがプラスにあるわけじゃないですか。そういうのがすごく効いたなという感じです。
一人では続かない心理的理由
- 自分だけの約束は破りやすい
- 孤独感によるモチベーション低下
- 客観的な視点の欠如
- 責任感の希薄化
人間の根底には「誰かのために力を発揮する」というパワーがあるんじゃないかなと僕は思っています。
確実に目標達成する「シェア」の力
僕の場合はパートナーにシェアをする、パートナーとシェアをし続けるということをやりました。
一人では結局、僕は何もできなかったんです。パートナーと状況をシェアしながら、この10億達成するためにはどうしたらいいのか考えました。
具体的な戦略の立て方
一つの地域で大体このぐらいの売上があったら、10億くらいで売れるんじゃないかということを考えて、ひたすらにそれを達成するためには何をしたらいいのか、どんなサービスを追加したらいいのかということを逆算して考えた感じです。
そこで立った目標は確か、各地域で最低でも200万の売上があれば、とりあえずいくんじゃないかという感じです。
200万だから47都道府県かけたら9,400万。それが1年続けば10億ぐらいいきますよね。売上利益で、多分10億ぐらいで利益率が20%、30%ぐらいで考えたら2億か3億いくわけじゃないですか。それの純資産プラスEBITDAを考えたら、まあ10億いくんじゃないかということでやりました。
実践プロセス
ステップ1:小規模テスト まずこれがうまくいくのかというのを岡山でテストして、うまくいった。およそ見えてきたので他の地域も行った。
ステップ2:継続的改善 売り上げ達成できないところはどんどんテコ入れして、サービスを追加して。これが儲かってるって聞いたら、このサービスを追加していろいろやりました。
結果として、うまくいったんじゃないかなと今は感じています。
ビジネス合宿での実証例
僕が去年やったビジネス合宿でも、生徒さんも「自分一人ではできなかったけど、それができるようになりました」という声を結構いただいたんです。
僕はずっと「事業なんて8時間とか10時間とかあれば、とりあえず立ち上がるから、それでやったら」という風に言ってたんですけど、誰も信じてくれなかったんです。
でも合宿だったらできたんです。それが「やればできるんだな」ということがみんなわかったんですね。
でもそれがなんでできなかったのかというと、やっぱり一人で寂しいからできないとかじゃなくて、誰かのために力を発揮するというのは、おそらく人間の根底にあるパワーの源泉なんじゃないかなと僕は思っています。
今すぐ実践できる正しい目標設定法
正しい目標設定の方法はシェアをすることです。
ステップ1:信頼できるパートナーを見つける
あなたの目標を本気で応援してくれる人、一緒に頑張れる人を見つけてください。
ステップ2:目標を明確に伝える
具体的な数字、期限、達成したい状態を明確にパートナーに伝えます。
ステップ3:定期的な進捗報告
週1回、月1回など、定期的に進捗をシェアし合います。
ステップ4:互いに約束として受け取る
自分だけの約束だったら守れないかもしれないけど、パートナーとの約束だったら、なんとか守りたくなるという気持ちになります。
ステップ5:継続的なコミュニケーション
目標達成まで、パートナーに言い続ける、シェアし続けることが重要です。
一人の限界を超える力
しっかりシェアをして、できればパートナーに約束をして、パートナーに言い続ける。その約束だったら、自分の約束だったら守れないかもしれないけど、パートナーとの約束だったら、まあなんとか守りたくなるという、そういう気持ちになります。
これが、20年かかった目標を7年で達成できた秘訣です。
新年のこのタイミングで、ぜひあなたも信頼できるパートナーを見つけて、目標をシェアすることから始めてみてください。きっと今年は、今までとは違う結果を手に入れることができるはずです。
人生を自由に!カオルさんでした。