顔が真っ赤で笑われたあの日。コンプレックスを「武器」に変えたスモールステップ
人生を自由に!カオルさんです。
今回のテーマは「僕が赤面症だった時の話」です。
今でこそ、僕はセミナーや説明会、時には1000人規模の講演会で台本なしで3時間話したりしますが、よく「昔から目立つタイプだったんですか?」と聞かれます。でも、実は僕は全くの真逆、クラスの端っこでずっと下を向いているような、超がつくほど目立たない人間でした。
クラスで指名されるのが「死ぬほど」怖かった
当時の僕にとって、最大の悩みは「赤面症」でした。
学校の授業で「ここ読んでみろ」と指名されるだけで、もう顔が火を吹くほど熱くなるんです。自分で「あ、今顔が真っ赤だ」と分かってしまう。すると「あいつ顔赤くね?」と周りにヒソヒソ言われ、その視線でさらに真っ赤になる……。そんな地獄のループの中にいました。
黒板の前に立って回答を書く時も、みんなに背中を向けているのに足はガクガク、手汗はダラダラ。もし「ここで発表しろ」なんて言われたら、そのまま倒れてしまいたいと思うほど、人前に立つことが苦痛で仕方ありませんでした。
手術を考えるほど追い詰められていた過去
このコンプレックスは高校に入っても治りませんでした。「大人になれば自然に治る」なんて嘘だ、と当時は絶望していました。
一時期は、脇の下を切って神経をどうにかする(交感神経を遮断する)手術があると聞いて、本気で受けようかと考えたほど追い詰められていました。それくらい、僕にとっては切実で、人生を暗くさせている要因だったんです。
「1対1」から始めたスモールステップの訓練
結局、僕の赤面症を治したのは手術ではなく、地道な「トレーニング」でした。
いきなり大勢の前で話すなんて無理です。だから、まずは極限までハードルを下げました。
- 一人で話す練習: 誰もいない場所で、独り言をブツブツ話すところからスタート。
- 1対1の会話: 目の前の相手一人に対して、落ち着いて伝える練習。
- 1対2、1対3へ: 少しずつ、少しずつ、相手の人数を増やしていく。
これを繰り返していくうちに、気づけば人前で汗をかかなくなり、緊張がコントロールできるようになっていきました。もちろん今でも「緊張ゼロ」ではありませんが、昔のようなパニック状態になることはありません。
結論:コンプレックスは「小さな成功」で上書きできる
かつて赤面症で笑われていた僕が、今は商工会議所や多くの社長さんの前で堂々と話をしています。
もし、あなたにも「自分にはこれができない」「これがコンプレックスだ」というものがあるなら、どうか諦めないでください。いきなり高い壁を越えようとするから絶望するんです。
自分にしか分からないくらい小さなステップを一段ずつ登る。その積み重ねが、いつの間にかあなたを「なりたい自分」へと連れて行ってくれます。僕の経験が、少しでもあなたの勇気になれば嬉しいです。
人生を自由に!カオルさんでした。