M&A成功の秘訣は1つだけ!7.2億円売却の実体験
人生を自由に!カオルさんです。
3年後、あなたの事業はどうなっていると思いますか?
もし今のまま個人の力だけに依存した事業を続けていたら、あなたが倒れた瞬間にすべてが止まってしまいます。家族のことを考えると、「もし自分に何かあったら…」という不安が頭をよぎることもあるでしょう。
でも逆に、今から正しい準備をしておけば、3年後にはあなたの事業を数千万円、場合によっては億単位で売却して、完全に自由な人生を手に入れることも可能です。
多くの事業者が勘違いしているM&Aの常識
「M&Aなんて大企業の話でしょ?」 「俗人性の高い事業は売れないんじゃないか?」 「赤字の会社なんて誰も買わないでしょ?」
実は、これらはすべて間違った思い込みです。
僕の周りには、年利1000万程度の小さなスクール事業を4-5億円で売却しようとしている知人がいます。しかも、その事業はほぼ彼ともう一人のパートナーで回している、典型的な「俗人性の高い事業」です。
なぜそんな金額で売れる可能性があるのか?
また、僕が以前いた廃棄物回収業界では、赤字が2000-3000万円出ている会社でも、5000万円から1億円で売買されています。
M&A成功を阻む3つの誤解
誤解1:「俗人性があると売れない」
確かにコーチングやコンサルティングなど、その人がいないと成り立たない事業は難しい場合があります。でも、スクール事業のように「教える内容」がしっかりしていて、後継者に引き継げる仕組みがあれば売却可能です。
誤解2:「赤字だと価値がない」
廃棄物回収業の例がまさにそうですが、「一般廃棄物収集運搬許可」のような希少な許可を持っている会社は、赤字でも高値で売れます。なぜなら、その許可は今では新規取得が不可能だからです。
誤解3:「利益が少ないと売れない」
実は、利益の絶対額よりも「継続性」と「成長性」の方が重要。月100万円の安定した利益があれば、十分に売却対象になります。
なぜ利益だけが重要なのか?
僕がM&A仲介の専門家と比べて、そこまで専門的な知識があるわけではありません。でも、僕が生徒にM&Aについて教えているのは、「M&Aのテクニック」ではなく「売れる事業の作り方」だからです。
買い手が本当に欲しがるのは、以下の3つの条件を満たした事業です:
1. 安定した利益が出ている
どんなに売上が大きくても、利益が出ていなければ魅力的ではありません。逆に、月100万円でも安定して利益が出ていれば、十分に価値があります。
2. 仕組み化されている
創業者がいなくても回る仕組みがあること。マニュアル化、システム化、人材育成の仕組みがあれば、俗人性の高い事業でも売却可能になります。
3. 成長の余地がある
現在の利益だけでなく、「これからもっと成長させられる」と買い手が感じられる要素があること。
特殊な許可や資格は最強の武器
僕たちが持っていた「一般廃棄物収集運搬許可」のように、今では取得できない許可や資格を持っている事業は、それだけで大きな価値があります。
市区町村ごとに必要な許可の例:
- 岡山市で事業をするなら岡山市の許可
- 倉敷市で事業をするなら倉敷市の許可
- 新規取得は現在不可能
このような許可を持った休眠会社は、赤字でも5000万円から1億円で売買されています。
あなたの事業にも、実は気づいていない「希少価値」があるかもしれません。
売却可能な事業に変える3つのステップ
ステップ1:利益構造を明確にする
まず、あなたの事業の利益構造を数字で明確にしましょう。月次、年次の利益を正確に把握し、その継続性を証明できるデータを整理します。
ステップ2:仕組み化を進める
あなたがいなくても事業が回る仕組みを構築します:
- 業務マニュアルの作成
- システムの導入
- スタッフの育成
- 顧客管理の仕組み化
ステップ3:成長シナリオを描く
買い手にとって魅力的な成長プランを用意します:
- 新規顧客獲得の可能性
- サービス拡張の余地
- 市場の成長性
- 他地域への展開可能性
僕の知人の実例:なぜ1000万利益が4-5億円になるのか?
僕の知人がスクール事業を4-5億円で売却しようとしている理由:
1. 安定した利益構造 年利1000万円を3年連続で達成
2. 教育コンテンツの資産価値 質の高い教材とカリキュラムが体系化されている
3. 引き継ぎ可能な仕組み 講師を育成すれば、創業者がいなくても運営可能
4. 成長の余地 オンライン化や他分野への展開可能性
彼が「5億円で売ってもいいけど、なんかつまらない」と言って7-8億円、できれば10億円を狙っているのは、事業の真の価値を理解しているからです。
今日からできる第一歩
M&A成功の秘訣は実にシンプルです:利益を出し続けること。
そして、以下のポイントを意識して事業を運営することです:
- 毎月の利益を正確に把握する
- 自分がいなくても回る仕組みを作る
- 成長の可能性を常に模索する
- 希少価値のある要素を認識する
もしあなたが「売れそうな事業」を持っているなら、適切な営業マンやM&A仲介会社を見つけることも重要です。僕の周りにもそういった専門家がいるので、もし本気で売却を検討される場合は、ご相談いただければと思います。
小さな事業でも、正しく構築すれば必ず売却できます。あなたの事業も、もしかしたら思っている以上の価値があるかもしれません。
人生を自由に!カオルさんでした。