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パートナーとやるときの注意点〜事業成功の鍵はコミュニケーション

人生を自由に!カオルさんです。

今回のテーマは「パートナーとやるときの注意点」です。

事業をやるとき、特にスタートアップやスケールしていく拡大をしていくときも、パートナーってめちゃくちゃ重要なんです。

パートナーというのは、戦場でいうと背中を預けられる人なんですね。背中を安心して任せられる人のことを、私はパートナーと呼んでいます。

360度戦場にいると360度敵がいるわけです。自分一人だったら180度までしか見れない。効率よく勝とうとか、うまく立ち回ろうと思ったら、やっぱり後ろ側も見ておきたい。

私もパートナーと一緒に事業を5万円ずつ出し合ってやりましょうという感じで始めて、最終的には7年後に7.2億円で売ったわけです。それぐらいパートナーは重要なんです。

5年後、あなたのパートナーシップは続いていますか?

想像してみてください。5年後に、お互いを信頼し合い、背中を預けられる最高のパートナーと一緒に事業を成功させている未来。それとも、途中でパートナーシップが破綻して、一人で再スタートを切っている未来。

どちらがあなたの望む未来でしょうか?

私の生徒さんにも教えているのですが、生徒さん同士がパートナーを組んでやることもあります。パートナーと事業をやるとき、必ず出てくるのが様々な問題です。

でも実は、理想的なパートナーシップを築いて、お互いの強みを活かしながら事業を成功させることは可能なんです。

多くのパートナーシップが失敗する理由

多くのパートナーシップが失敗する根本的な問題があります。それは、コミュニケーション不足です。

生徒さんによく聞くんですよ。「今ちゃんとコミュニケーションを取っていますか?今どれぐらいの頻度で話し合っているんですか?」って聞くと、だいたい言われるのが「週に1回ズームミーティングしています」とか「週に2回ズームミーティングしています」みたいな感じです。

でも、はっきり言って少ないです。

パートナーとやっている時に、やっぱり出てくるのが「私はここまでやっているのに」とか、「任せているのにやってくれない」とか、「納期が遅い」とか、いっぱい不平不満が出てくるんです。

それが厄介なことに、認識していないところでじわじわやってくる。最初は我慢できますよ。テンションが上がっているから「よっしゃ、これできるぞ」みたいな感じで思っているんですけど、これは必ず来ます。塵も積もっていって、ちょっとした不満がズンズンズンと溜まっていくんです。

その溜まったものが最終的に爆発するんですね。「なんでやってくれないんですか」「ここまでに頼んでないですか」って。

コミュニケーション不足が生む誤解

なぜこのような問題が起こるのか?それは、お互いの状況が見えていないからです。

会っている時だったら、その人がやっていることが見えるから「大変なんだろうな」とか気遣いができるんです。でもこれが見えていないところで何か作業をされていると「この人何やってんの?」って思っちゃうんですよ。

特にどういう時に感じるかというと、SNSをやっている時なんです。

例えば納期に間に合っていない、忙しい忙しいって言っているにもかかわらず、インスタをめっちゃ更新していたり、Facebookをめっちゃ更新していたり、Xを更新していたりすると「は?何やってんの?」って思いませんか?

「そんなことを更新する暇があるんだったら、一緒に事業やろうって言ったことをやれよ」って思っちゃうんです。人はどうしても、「お前やれよ」って。なんなら覚悟決めて人生決めてやるぞってなった時ですよ。「それが人生かけてることなの?本気でやろうとしていることがそんな程度なの?」って思い始めると、フラストレーションがめちゃくちゃ溜まります。

でも、これが会っていると、まだまだ許せるんですよ。隙間時間ができたからやっているとか、そういうのが見えたらまだいいじゃないですか。

コミュニケーションの量と質を圧倒的に増やす

解決策は明確です。とにかくコミュニケーションの回数を増やしてください

億で売れる事業を目指しているのに、週一のコミュニケーションって、大丈夫?って思っちゃうんですよ。

もう毎日会うぐらいのコミュニケーションでないと、そもそもパートナーってうまくいかないんです。毎日会えないんだったら、朝昼晩ミーティングをするとか、とにかくコミュニケーションを取る。

ズームしかできないんだったら、もうズームなんてリアルで会うコミュニケーションのパワーの10分の1もないですよ。ズームって本当に、よくも悪くもその時の最大限と瞬間風力を出すじゃないですか。いい自分を演じる。

でもリアルだったら、ずっとそれを演じ続けるのは難しいでしょう。ということは、その人の人となりだったり本来の姿が見えるんです。そこで「この人と組んでよかった」って思える場合もあるし、そうじゃなかったっていう場合もあるんです。

結局、そのパートナーとやっている時に、ちょっとした所作が出てくるんです。「ここは気に入らないけど、ここがめっちゃいい」とか。

例えば私の場合だったら、なんでパートナーを組むことになったんですかって聞いたら、「財布を同じ方向にお札を同じ方向で入れるのが良かった」みたいな、そんなところ。靴を揃えておくとか、店員さんにちゃんとお辞儀を「ありがとう」って言うとか、いっぱいそういう所作ってあるじゃないですか。

そういうのが見えると、やっぱり「この人でよかった」って思う。おそらく人は「この人を選んだ」という自分を認めたいんですよね。「この人を選んでよかった」と思いたいっていう自分もいるんです。

でも、これが見えてなかったら分からないんですよ。週一のミーティングで、その人の人となり、生活、考え方、どんな感じを持っているのかとか見えますか?私たちの講座では個性診断みたいな感じでやるんですけど、せいぜい見えていても薄っぺらいってことです。

まとめ:イチャイチャするぐらいがいい

パートナーとやるときは、ぜひこのコミュニケーションの回数を、もうイチャイチャするぐらいがいいんですよ。恋人と結婚するようなものですから、それぐらいの覚悟でやってみるといいかなと思います。

できれば毎日会う。できなければ朝昼晩のミーティング。とにかく、お互いの人となりが見えるぐらい深くコミュニケーションを取る。

これができれば、パートナーシップでの失敗を避けて、お互いの強みを活かした最高の事業を作ることができます。

人生を自由に!カオルさんでした。