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2,000万を溶かした「最強チーム」の末路。優秀な人が集まっても失敗する理由

人生を自由に!カオルさんです。

今回のテーマは「優秀な人が集まってもうまくいかない」です。

「すげープレイヤーや戦略家が集まれば、事業なんて簡単にうまくいくんじゃないか」と思っている人、多いですよね。以前の僕もそうでした。でも、現実は違います。優秀な人を5人集めても、なぜかプロジェクトが動かない……そんなことが本当にあるんです。

2,000万円を溶かした「軍師だらけ」のプロジェクト

僕の前のパートナーが、僕と一緒に会社をやっている時に、個人で「質屋(しちや)」のサービスを立ち上げたことがありました。「カオルさん、質屋は絶対にいいですよ!」と意気揚々とスタートしたんです。

彼は優秀な人を集めました。優れたマーケターや、戦略を立てる軍略家たち。いわば「地図を書く人」を揃えたわけです。ところが、結果は2,000万円の赤字を出して撤退。

理由はシンプルでした。「地図を書く人」はいても、「実際に歩く人(プレイヤー)」が一人もいなかったんです。 みんな「こうやったらいい」と理屈は言いますが、自分の領域以外の泥臭い作業には誰も手を貸さない。結果、誰一人として動かず、お金だけが消えていきました。

逃れられない「アリの法則(2:6:2の法則)」

なぜこんなことが起きるのか。それは、古くから言われている「アリの法則」が働くからです。

どんな組織でも、優秀な2割、普通の6割、そしてポンコツな2割に分かれると言われています。たとえトップエリートを5人集めても、その中で無意識に「動く人」と「動かない人」の役割分担が始まってしまう。

彼は「優秀な人を金で引っ張ってくれば勝てる」と勘違いしていましたが、組織という形にした瞬間に、この「2:6:2」の力学に飲み込まれてしまったんです。

結論:最初は「一人」が最強である

もし彼が、まずは一人で質屋の仕事を始めていたらどうなっていたでしょうか。

一人なら「2:6:2」なんて関係ありません。自分が動かなければ1円も発生しないから、必死に動きますよね。そうやって一人で成功パターンを作り、そこから少しずつ組織を広げていけば、2,000万もの赤字を出すことはなかったはずです。

今、あなたが「周りに優秀な人がいない」「一人で心細い」と思っているなら、それはむしろチャンスです。優秀な人が集まって自滅するプロジェクトは山ほどあります。

大事なのは、誰かに頼ることではなく、自分自身がスキルを身につけ、まず一歩を踏み出すこと。成功なんて最後は「運」ですが、その運を掴める場所に居続けるためには、まず自分が動くしかありません。

優秀な人がいないからできない、なんてことはありません。安心して、今の自分の道を進んでください。

人生を自由に!カオルさんでした。